ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

旅の写真から ~その④~

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 パソコンに保存してある昔の旅の写真を眺めてみました。

 今回の旅は1995年5月、GWを利用して出かけた3回目の北海道ツーリングです。完全に“北海道病”にかかっていた私は、何ヶ月も前から北海道ツーリングを計画。しかし、この年はGW中の仕事の予定が読めず、結局5/1~7の7日間、道内3泊4日の旅になりました。敦賀からフェリーを利用して小樽に上陸。初めての道南方面に向けてバイクを走らせました。
 最初の目的地はニセコ。以前スキーで訪れた懐かしい場所です。“蝦夷富士”と呼ばれる羊蹄山の美しい山姿を期待したのですが、雲がたちこめて眺めることはできずガックリ!「でもせっかく来たのだから・・・」と倶知安からニセコ高原道路に入り、走りを楽しむことにしました。ところが、標高が高くなるにつれてガスが消え始め、急に視界が開けたと思ったら目の前に羊蹄山が姿を現しました(写真1枚目)。雲海に浮かぶ羊蹄山、この時の絶景はこれまでの旅の中でも感動的な場面の1つで、興奮しながらカメラを取り出し、何回もシャッターを切りました。
 ニセコの後は洞爺湖昭和新山、オロフレ峠、登別、地球岬を廻り、長万部へ。道南は、道央や道東のような北海道らしい広大な景色は少ないものの、ポイントが多く、充実した初日でした。この日の夜は長万部公園でキャンプ。テントが隣合った美唄の人と食料やお酒を出し合って宴会となり、楽しい時を過ごしました。
 2日目は、国道5号を南下して駒ケ岳へ(写真2枚目)。青空を背景にした山を見上げていたら、もっと先に進みたい気分になり、登山道路の終点までバイクを走らせました。結局、ここまできたら登らないわけにはいかず、予定に無かった駒ケ岳登山も決行。夜は長期滞在者が多いと言われ、1度は利用したかった東大沼のキャンプ場にテントを設営(写真3枚目)。湖畔の素晴らしいロケーションの中、この日のシーンを思い起こし、明日のルートに思いをはせながら、静かな夜を過ごしました。
 3日目は日本海側に出て、いくつか温泉をはしごしながら海岸ルートを北上(写真4枚目)。岩内から当丸峠を越えて積丹半島を縦断し、小樽へと戻りました。翌朝のフェリー乗船に備え、ターミナル近くの公園にテントを設営し(写真5枚目、この公園は今はキャンプ禁止です)、3日間と短かったものの、数多くの思い出深いシーンに出会えた旅に満足し、最後の夜を過ごしました。