ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

一人旅 ~ 10日目 その2 ~

一人旅の10日目、新冠から苫小牧を経て支笏湖に至り、R276を更に西に進むと前方に“蝦夷富士”と称される羊蹄山の秀峰が姿を現しました。
 
単独峰である羊蹄山の周りをできるだけぐるりと回ってみようと、R230 で留寿都を経て、羊蹄山のちょうど真南に位置する真狩村から羊蹄山を眺めました。
 
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その後、羊蹄山の麓を周回するルートを反時計周りに走り、左側に刻々と変化する羊蹄山を眺めながら、倶知安町の市街地まで走りました。
 
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倶知安ではバイクツーリング時に立ち寄って休憩したり、列車の旅で降り立った思い出のある駅に立ち寄りました。
 
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時間は正午を過ぎてお昼時、昔のまま変わりない駅舎に入り、観光案内マップをチェックすると、“豪雪うどん”が目に留まり、初めて聞くこの名物うどんを食べてみることにしました。
 
駅近くのお店に移動し、えび天や卵の入った“スタミナうどん”(850円)を注文しましたが、倶知安産のジャガイモから作ったという麺は、白く透き通っていてつるつる・・・意外とコシもあっておいしく頂きました。
 
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昼食後はニセコアンヌプリ山麓を貫く道道58号へと入り、山岳ドライブを楽しむことに・・・
 
標高が高くなるにつれて鮮やかな紅葉や白樺並木が現れ、ついつい目を奪われがちでしたが、平日にも関わらず意外と通行する車が多く、道幅はそれほど広くないので、注意しながら走り続けました。
 
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羊蹄山を背後に眺め、緩やかな峠を越えると、五色温泉に到着しました。
 
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ニセコ五色温泉はこれまで何度か機会はあったものの、いつも通過するばかりで、今回の旅で念願が叶って初めて入浴。
 
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入浴料600円を払って入った湯は硫黄泉で、いかにも温泉といった感じ・・・
 
入浴客が意外と多くて混みあっていたのが少々残念でしたが、ようやく五色温泉を体験できました。
 
 
再び車を走らせしばらくすると、今度はニセコ湯本温泉に到着。
 
さすがに立て続けに入湯する気にならず、ここではこの温泉の源泉である大湯沼と見学することに・・・
 
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大湯沼は50~100mほどの大きさで、周囲には遊歩道が整備されているものの、そのすぐ脇には噴気孔がいくつもあって、なかなかワイルド・・・
 
沼から上がる湯気と周りの紅葉がいい感じだったので、何枚か写真を撮ってここをあとにしました。
 
ニセコ周辺にはこの他にも昆布、湯の里、昆布川、薬師、新見温泉など、まだ入ったことがない魅力的な温泉が多数あり、どこも寄ってみたいところですが、さすがにいくつも温泉をはしごする訳にもいかず、またいつか別の機会の時に訪れることとし、最後にきれいなニセコの紅葉の山を撮影した後、そのままニセコパノラマラインでニセコ市街地へと下りました。
 
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市街地では懐かしいニセコ駅に立ち寄り写真を撮り、また道の駅に寄ってじゃがバターを食べながらニセコの山や羊蹄山を眺め、この日走ったルートを思い浮かべた後、この日の宿泊予定地である長万部を目指してR5を走り始めました。
 
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R5は交通量は多くなく、道幅も広いので流れはスムーズですが、長万部までの70キロは少々単調・・・途中、蘭越黒松内で道の駅に立ち寄って休憩しながら、薄暗くなり始めた17時少し前に長万部に到着。
 
昔の記憶を頼りに、道南方面を旅する時は必ず立ち寄っている長万部公園のキャンプ場に直行しました。
 
ちょうど管理人さんが帰り仕度を始めていたところに割り込んで、続きを済ませました(使用料500円)。
 
この日も他に利用者はなく、広い公園のキャンプ場を一人占め。
 
暗くなり始めた中、翌朝雨の中のテント撤収を考え、屋根のある炊事場に近く、車を停めた道路脇にテントを設営しました。
 
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設営後は管理人さんに聞いたスーパーに出掛け、食料とビールを買い出し。
 
この日の夕食メニューは湯豆腐と豚しゃぶ、ミニトマト、それに鍋ができるまでのつまみとしてあじの刺身を用意しました。
 
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テント横の公園のベンチ&テーブルを利用し、ビールを飲みながらご飯を炊き、鍋をつつきながら、一人キャンプの夜を楽しみました。