二十間道路の桜並木へ・・・
今年の北海道ツーリングも最終日を迎え、いよいよ大詰めに・・・
浦河町で立ち寄った”優駿さくらロード”で既に桜のピークは過ぎているのはわかっていましたが、新ひだか町で昼食後、折角なので”二十間道路の桜並木”に立ち寄ることにしました。
国道を離れ、市街地に抜けてしばらく進むと、二十間道路に到着しました。
道幅が二十間(36m)あることからその名前の付いたこの直線道路は7kmに渡って続き、約2200本ものエゾヤマザクラの並木となっており圧巻!
残念ながら、桜はピークを過ぎ、生憎の雨模様でしたが、そのまま直進・・・
これまで2~3回ほど訪れていますが、直線道路を最後まで走り切ったことがなかったので、今回は並木の最後まで走り、その後Uターンして戻りました。

苫小牧西港へ・・・
二十間道路の桜並木を往復した後、再び国道235号へと戻り、いよいよ苫小牧を目指し走り出しました。
ぐずついた天気もようやく回復に向かい、むかわ町に入る頃には青空になって暑いくらいになってきたので、道の駅「むかわ四季の館」に立ち寄り、休憩した後、カッパを脱いで出発!

厚真町でからは昨年同様、国道を離れて道道259で苫小牧港へショートカットを図りました。
いよいよ旅の終点、苫小牧西港のフェリーターミナルが近づいてきましたが、最後に今回の旅の朝食でお世話になったセイコーマートの惣菜パンの中で、”ちくわパン”をもう1度食べたくて、少し寄り道してセコマへ・・・
最初の1軒目ではちくわパンが売り切れていて、もう1軒立ち寄って何とかゲットすることができました。
これで思い残すことなく、フェリーターミナルに向かい、15:34に到着したのでした。
受付&乗船
復路に利用する太平洋フェリーの受付は16時からで、まだ少し時間があったので、乗船待ちのレーンにバイクを置いて、これで4回目となり勝手知ったるターミナルの建物に行き、売店で今夜の晩酌用のつまみを購入しました(ここの売店はコンビニ並みの品揃えで便利・・・)。
16時からは受付を開始・・・
今年から事前に連絡の来たメールでQRコードをキャプチャーし、これを搭乗券代わりにできるようなったようですが、何やら面倒な説明もあったので、紙の搭乗券を発行してもらいました。
◆フェリー料金(苫小牧>仙台寄港>名古屋)
・2等和室 : ¥12900
・バイク(50~400㏄) : ¥15800
乗船開始は17:30ということで、まだ時間もあり、一旦バイクの所に戻りましたが、周りを見ると大型バイクばかりで、オフ車は1割にも満たないほど・・・
一時期多かったカブ系の小型バイクも、少なくなったような気がしました。
昨年は、早く到着し過ぎて、先着のライダーさんと話が弾んで楽しかったことが思い出されましたが、今年は、そんなライダーさんとの出会いもなさそうなので待合室へ移動・・・
自宅にLINEを送ったり、旅の振り返りをして過ごしました。


17:30に乗船開始となり、少し待たされた後、17:45に乗船・・・
あらかじめ分けておいた必要な荷物だけを持って2等客室へ・・・
バイク復活して北海道ツーリング再開後、これまで4回は毎回フェリー「いしかり」でしたが、今回は初めて「きそ」が配船・・・
船内の内装の雰囲気も違っていて新鮮な感じで、2等客室の造りも違っていましたが、使い勝手は良さそうでした。


入浴&夕食
客室に入り、荷物を整理してひと息ついたところで、いつものように出港前に浴室へ行き、入浴を済ませてさっぱりしました。
続けて、夕食を取るためにレストランへ移動・・・
いつもなら、19時で日の沈む中、出港の様子を眺めるのですが、流石に毎年の事で見慣れてきたことと、この日は雲が多く、夕焼けは望めそうになかったので、食事を取ることにしたのでした。

メニューはバイキングを選択・・・
苫小牧-名古屋の航路では、船中2泊で夕食は2回取ることになり、これまでは2日目の夕食時にバイキングを食べていましたが、今年は趣向を変えて、乗船直後の夕食で食べることにしました。
料金は昨年より¥200値上げして¥2300に・・・
メニューは豊富ですが、デザート類の味と種類が今ひとつで残念・・・


太平洋フェリーの夕食バイキングも5年連続となり、もし来年も乗船することになったら、違う夕食パターンを考えてみようかと思ったのでした。
晩酌&就寝
過去の復路乗船後は、サッポロクラシックを飲みながら出港の様子を眺め、夕食はおにぎりなどで簡単に済ませることが多かったのですが、今年はバイキングでしっかり食事を取りました。
それでも、食後の晩酌を無しにできないので、定番の冷えたサッポロクラシックを買うために自販機コーナーへ・・・
でも、なぜかビールの銘柄は多いのに、なぜかサッポロクラシックだけなくて、仕方なく売店で購入・・・
その後は、ソファーの席をキープして、乗船前に購入したつまみを食べながら、晩酌を楽しみました。
ソファーの座り心地が良く、途中から酔いも回って眠くなって来たので21時過ぎに客室へ・・・
8人部屋の2等客室は満室で、コロナ禍の数年前は2~3名/部屋だったのに・・・
回復ぶりは嬉しいことですが、隣の客室では西洋人の子供が部屋の中を走り回って騒いでいて閉口・・・
途中、船員さんが注意に来たのか、ようやく静かになり、横になって耳栓をして、寝る体勢に入りました。
横になると、海が荒れているのか、上下に突き上げるような振動が気になりましたが、22時の消灯のアナウンスを聞いた後、すぐに眠りに就きました。
(9日目のバイク走行距離:270km)
