ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

上高地散策・ドライブ

週末の計画変更

先週末は、今年最後のキャンプツーリングに出掛けようと以前から予定し、夜の焚き火用に薪も用意し、11/14で今シーズンの営業を終了する岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の「平湯キャンプ場」を利用するところまで計画していたのですが、直前の天気予報で日曜は雨となり、止む無く断念・・・

流石に雨の中のテント撤収とカッパを着込んでのツーリングを考えると気持ちは萎えてしまいました。

全国的に雨模様のため、他の場所に変更することもできず、キャンプは諦めました。

土曜は比較的好天予報のため、日帰りツーリングを考えましたが、このところ主だった場所にいろいろ出掛けていたので、候補地が浮かばず、そんな中、不意に上高地散策が思い浮かびました。

上高地は独身時代に何度か訪れていましたが、結婚後はぐっと減り、前回は息子達が小学校高学年の時に訪れた2011年以来で久しぶり・・・

ちょうど10月に次男が学校の友人と上高地に出掛けたこともあり、「自分も久しぶりに・・・」という気になったのでした。

ただ、上高地散策となると、移動も含め、時間と体力が必要になるため、バイクでの日帰りは難しそう・・・

そこで、前の週に続き、愛車ジムニーで出掛けることにしたのでした。

 

深夜の走行

前日の金曜日は20時前に仕事から帰宅・・・

夕食と風呂を済ませた後、気分が今ひとつでしたが、「行ける時に行っておこう!」を気合を入れ直し、カメラなどの荷物をまとめ、0時前に自宅を出発しました。

これまでと同様、折角上高地入りするなら早朝の景色が見たいと思い、夜中に出発・・・

愛知県からは国道19号を利用し、静まり返った深夜の木曽路を移動・・・

長野県木曽郡木祖村で国道を離れ、独身時代に通った藪原や野麦峠のスキー場へのルートを久しぶりに走りましたが、昔の記憶が蘇ることもなく、睡魔と闘いながら、道幅の狭い山岳ルートを進みました。

イカー規制のため、上高地に入るにはタクシーやバスなどの公共交通機関を利用する必要があり、長野県松本側からの入口となる沢渡のバスターミナルには予定よりも早く3時半頃に到着しました。

久しぶりの沢渡は、バスターミナルや駐車場が新しく整備され、真っ暗な中、勝手がわかりませんでしたが、何とか案内板を頼りに、駐車場に入庫しました。

周りには複数の車が停まっていて、中にはエンジンを掛けて車中泊している人もいる中、自分は先ずバスターミナルの下見へ・・・

案内板を見るとバスの始発は6:00で、乗車券は5:50から販売を開始するとのこと・・・

事前の下調べでは5時から始発と思っていたので、時間が空いてしまい、仕方なく車の中で待つことにしました。

 

仮眠&出発

バスの始発まで時間があるので、ジムニーの助手席と後部座席を倒してフラットにし、横になって仮眠することにしました。

完全フラットではないものの、積んであったクッションマットを敷いて、洋服を着込んで、横になりましたが、車外は0℃前後、リュックの中の持参温度計は6℃ほどで、時々寒さで目が覚めてしまうものの、ウトウトと1時時間ほど仮眠することができました。

5時に様子を見にバスターミナルに行くと、既に50人ほどが乗車券売り場に並んでいたので、自分もそのまま最後尾へ・・・

結局5:40頃に乗船券を購入し、5:50にはバスに乗車して沢渡を出発しました。

以前のバスは市街地を走る路線バスのイメージでしたが、久しぶりに乗ったバスは豪華な観光バスでびっくり・・・

上高地までの約20分、暖かな車内で久しぶりの上高地にワクワクした気持ちを抑えながら、到着を待ちました。

 

大正池-河童橋-明神間 散策

上高地を散策する時はいつものように大正池で途中下車・・・

懐かしい景色が飛び込んできましたが、周りの山々にはガスが掛かって、眺めることができず、「ガスが晴れるまで待つしかないか・・・」と思っていた矢先、雲が移動し始め、大正池の先に穂高連峰の山並みが姿を現しました。

中腹まで薄っすら雪をまとい、頂上付近は朝陽が当たって赤く染まり始め、ちょうどのいいタイミングで、早朝の絶景が展開し始め、少し興奮気味に持参した一眼レフカメラスマホで撮影を楽しみました。

大正池より・・・雲があっという間に取れて絶景が姿を現した。

振り返ると、焼岳もいつの間にか姿を現していて、同じく写真に収め、久しぶりの大正池からの景色を満喫した後、いよいよ散策路を歩き始めました。

散策路の途中から焼岳を振り返る・・・

撮影ですっかり指先がかじかんでしまい、カイロを持ってこなかったことを後悔しつつ、その後田代池、ウェストン碑、河童橋を経て、岳沢湿原、明神池へ・・・

田代池(湿原)は霜で真っ白だった・・・

河童橋から先は散策路に陽が当たり始め、少し温かく感じるようになったものの、湿原の中の木道の表面は霜で白く、湿原の水面も薄氷が張り、0℃以下に冷え込んでいたことを実感しました。

明神池から梓川に掛かる吊り橋を渡り、対岸の散策路で河童橋まで戻りました。

明神池から吊り橋を渡り、対岸へ・・・

明神岳をバックに・・・

大正池-河童橋-明神-河童橋間は、それぞれ3kmちょっとで約1時間の所用時間・・・

従って、この日写真を撮りながら、約4時間掛けて、約10kmの散策を楽しみました。

小梨平キャンプ場近くの梓川岸にて・・・

キャンプ場近くのカラマツ林・・・川岸を歩く

このところ、週末のウォーキングをさぼりがちで運動しておらず、また、寝不足と冷え切った体のせいか、最初に河童橋を過ぎた頃から、疲れを感じ始めましたが、何とか久しぶりの上高地大自然を感じながら、予定のコースを周ることができて、大満足・・・

最近ニュースで連日報道されている熊の出没も、ここ上高地も例外ではないようで、所々に熊目撃の情報板やクマ除けベルが散策路の各点に設置されていました。

10時過ぎ、河童橋に戻った時には、観光客でごった返していて、橋の上はスマホで記念撮影するカップルや家族連れで大混雑・・・

そのほとんどが外国からの旅行者のようで、年齢層も若く、昔訪れた時に感じた11/15の閉山祭前の静かな上高地の気配はなく、現代のオーバーツーリズムを感じたのでした。

河童橋上流側から焼岳を望む

河童橋下流側から・・・定番の撮影ポイント

新穂高に寄り道

混雑している河童橋には閉口して、お土産店で早々に買い物を済ませた後、バスターミナルに移動し、発車間際のバスに乗車して沢渡に戻りました。

バスの中も8割以上が外国の旅行者のようで、あらためて今の時代を実感しました。

11時過ぎ、予定よりも早く戻ってきたので、この後のルートを検討・・・

このまま帰宅するのは勿体ないので、沢渡から安房峠を越えて岐阜県側に入り、平湯から新穂高を目指すことにしました。

昨年も11月に平湯/新穂高を訪れていたのですが、紅葉と新穂高北アルプス大橋」の絶景をまた眺めたくて向かったのでした。

昨年同様、途中のルート上の紅葉は素晴らしく、「北アルプス大橋」では雪を抱いた山容と紅葉の絶景が待っていてくれました。

橋を渡った先でジムニーを停めて撮影

今回も昨年同様ジムニーでの訪問となり、「いつかバイクで訪れ、この絶景をバックに愛車の写真を撮りたい!」と思うのでした。

この日も最高の天気のためか、10台ほどのバイクが停まっていて、絶景を眺めつつ、順番に橋の上に移動して愛車の撮影を楽しんでおり、ライダーさん達としばし会話も楽しみました。

 

平湯温泉、そして帰路へ

新穂高で景色を堪能した後、ちょうどお昼時ということで、来る時に見かけたルート沿いの食堂に立ち寄りました。

この時はがっつり食べたい気分で、ヒレカツ定食を注文・・・

小鉢のおかずの種類が多く、お腹を満たすことができました。

やわらかヒレカツ定食(¥2000)

続いて、同じルートで平湯温泉郷に戻り、今度は温泉に・・・

昨年同様、「ひらゆの森」に立ち寄り、湯温が低めの白濁の湯に浸かり、上高地散策で疲れた体(特に足)を揉んで癒しました。

温泉から上がると、空には雲が増えていて、明日の雨予報に向かって、下り坂の様子・・・

ここから高山市の市街地に向けて、国道158号を走り、その後、ショートカットして国道41号へと移り、愛知県へと向かいました。

お腹も膨れ、温泉にも入ったことで、睡魔に襲われることを予想していましたが、意外と元気で、夕方暗くなった頃、自宅に無事に到着しました。

バイクでなく、車の走行とは言っても走行距離は400kmを越え、前日から1時間ほどの仮眠のみで、上高地を10km、20000歩超の散策をして、ハードな1日になりましたが、天候にも恵まれ、充実した秋の1日を過ごすことができました。