フェリー船上で迎えた朝
ツーリング10日目、苫小牧からの復路のフェリー上で朝を迎えました。
5時過ぎに起床・・・夜中に何度か目が覚めましたが、すぐに寝入ったので、これまでになくしっかり眠れました。
4時過ぎに目覚めた時は、日の出の事が気になりましたが、結局起き出す気にはならず見送り・・・7日間の道内走行の疲れが出てきた影響かもしれません。
影響は、疲れだけでなく、指先のむくみや痛みが出始め、リュックのファスナーやレッグバックのバックルのロックを外すのに支障があるほど・・・
ツーリング後の指のむくみは毎年のことですが、指先がここまで痛くなるのは珍しく、今年は気温が低く、雨天走行もあり、さらに1日長かったことが関係しているかもしれません。
起床後、静かに荷物をまとめてラウンジへ移動・・・
朝食は、前日に苫小牧のフェリーターミナル到着前に、セイコーマートで購入した”ちくわパン”・・・

今回のツーリングでは、セコマで買い出しする機会が多く、朝食はセコマの惣菜パンをいろいろ食べ比べましたが、その中でも”ちくわパン”が気に入って、乗船前に再度購入したのでした。
フェリーは既に三陸沖を静かに航行しており、海は比較的穏やかでした。
大船渡沖では、山林火災の影響か、山肌の茶色い傷痕が見え、被害の大きさを実感・・・
徐々に仙台港に近づいていく景色をしばらく眺めました。
仙台港一時下船
復路に利用した太平洋フェリーの苫小牧-名古屋航路便は仙台に寄港し、約3時間停泊するので一時下船することができ、いつものように手続きを済ませました。
9:47、下船開始・・・バイクは使えないので、歩いての下船になります。
晴れていましたが、風が少しあり、肌寒く感じたので、フリースの上着を着て歩きました。
20分ほど歩いて、昨年も立ち寄ったラーメン店に・・・昼食には少し早いですが中華そばを食べて、またここ仙台に戻って来たことを喜びました。


食後は毎回立ち寄るすぐ近くのショッピングセンターに移動・・・
フェリー2日目の夕食はお弁当にしようと、食料品売り場を回って、弁当やサラダ、お菓子などを購入しました。
時間はまだ十分にあるので、いつものように2Fの休憩スペースに移動し、コーヒーを飲んでひと休み・・・
その後、再びのんびり歩いて、11:25フェリーターミナルに戻りました(3.69km、4805歩)。


ターミナルでは、乗船開始まで待合室で過ごしましたが、ほぼ満席状態・・・コロナ禍の影響は年々、感じられなくなってきました。

12:00、乗船開始・・・買い物した荷物を客室に置いて、ラウンジへ移動し、ソファーをキープしておやつを食べながら、景色を眺め、旅を振り返りながら、ノートをつけたりして、午後はゆったりと過ごしました。

旅の最後の夜
今年の11日間に及ぶGW北海道ツーリングもいよいよ最後の夜を迎えました。
17時過ぎ、仙台下船時に買い出ししたお弁当を食べて夕食を済ませました。

いつもはレストランでバイキングを食べるのですが、今回は前日の苫小牧乗船直後の夕食でバイキングを食べたので、2日目はお弁当にしたのでした。
夕食後は日没の時間が近づいていましたが、水平線の雲が厚く、夕焼けは期待できそうにないので、お風呂に行くことに・・・
入浴後は、ビールを買って晩酌・・・
売店は閉まっていて、自販機になぜか定番のサッポロクラシックがなくて、仕方なくサッポロ黒ラベルを購入・・・
旅の最後をクラシックで締めることができず、少々残念でした。

晩酌後、就寝まで時間はまだあり、どうしようかと考えていると、ラウンジショーの案内があり、観覧することに・・・
これまでのフェリー旅でショーの観覧はほとんどしたことがありませんが、今回は往路の新日本海フェリーでのショーに続き、復路でも楽しむことになりました。
1時間弱でショーは終了し、時間は21時に・・・
2等客室に戻り、耳栓と目隠しのタオルを掛けて横になっていると、何もせず船内でのんびりと過ごした1日でしたが、旅の疲れが出たのか22時の消灯前に眠りに就いていました。