ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

2025GW北海道ツーリング  ~ 5/4 9日目② ~

山越えで日高へ・・・

北海道最終日のこの日、最後のキャンプ地である大樹町の「晩成温泉キャンプ場」を出発し、国道336号を走って広尾町へ・・・

途中、晴天の中、牛舎から出て牧草地に向って行く乳牛達の行列を見かけ、バイクを止めて眺めた後、さらに進んで広尾町の豊似に到着・・・

牛達の朝の出勤の様子を眺める・・・

ここからそのまま国道336号を進めば黄金道路を経由して襟裳岬に至るのですが、今回は国道236号へと移って、天馬街道と呼ばれる日高の山越えルートで、日高地方の浦河町を目指すことにしました。

このルートを走るのは初めてで、浦河町幌別まで62kmあるものの、襟裳岬を経由するより50分以上短縮できるとか・・・

どんなルートだろうと期待しながら進みました。

ところが、10kmほど走って、目の前に山が迫り始めると、頂上付近は怪しい雲に覆われていてイヤな予感が・・・

すぐに予感が的中し、まだ背後は青空なのに、天気雨が降り出してしまいました。

この日の天気予報では、天気は回復傾向で、日高地方は曇り予報だったのですが、まさか雨に降られるとは・・・

 「もしかすると襟裳岬経由なら雨に降られないかも?」

と思い、Uターンすることも考えましたが、既に10km近く進んでいて、初めての天馬街道を走ってみたい気持ちもあり、前日の雨天走行で濡れたままのカッパやブーツカバーを身に着け、そのまま前進したのでした。

 

優駿さくらロードへ・・・

初めての国道236号天馬街道は、進むにつれて思っていた以上に山深く、雨はどんどん強くなっていきましたが、国道なので道路は走りやすく、最高所地点に到着・・・

結構長いトンネルを抜けると、あとは浦河の街まで延々と下りの続くルートに変わりました。

雨はあい変らず止む気配がなく、そのまま進んでいくと、牧場の主役は牛から馬へと変わり、日高地方に入ったことを実感したのでした。

途中、一旦国道を離れ、下調べの段階で気になっていた”優駿さくらロード”に立ち寄ってみました。

桜はほとんど残っておらず、しかも雨・・・残念!

生憎の雨のでしたが、満開の桜並木が見えればと思いつつ、寄ってみましたが、初めて訪れたこの桜並木はすでにピークを終えて葉桜状態・・・

エゾヤマザクラの開花時期は不明ですが、今年は桜の開花は遅めかと思っていて、「あわよくば・・・」と期待していただけに残念でした。

 

予定していたラーメンを・・・

雨の中、再び走り出し、浦河町の市街地に入り、国道235号へと合流・・・

途中、浦河町でフェリー乗船前に給油を済ませておこうと、少し早めでしたがホクレンで道内最後の給油を済ませました。

(TRIP 155.5km、3.99L ➡ 燃費38.97km/L)

その後、2021年以来となるこのルートをさらに西に向かって進んで行きました。

途中、雨天走行で疲れたので、道の駅「みついし」に立ち寄り、缶コーヒーを飲んで休憩・・・

休憩後、雨がようやく上がったのでカッパを脱いで走り出し、10:55、以前から気になっていた食堂に立ち寄り、少し早い昼食を取ることにしました。

人気店で既に満席状態でしたが、ギリギリ座敷が空いていて座ることができ、ひと安心・・・

人気のエビ天丼も気になりましたが、同じく名物の「磯ラーメン」を注文・・・

磯ラーメン(¥1050)

名前の通り海産の具材がいろいろ入ったラーメンで、スープも海鮮の出汁がしっかり出ていて、美味しく頂きました。

食事を終える頃には、すっかり行列ができていて、順番待ちの状況・・・

早々に会計を済ませて外に出ると、再び雨が降り出していて、座敷に上がるために脱いだカッパやブーツカバーを再度身に着けることに・・・

食後、外に出ると、また雨が降り出していた・・・

順番待ちしていた地元のご夫婦といろいろ話をしながら、身支度を済ませ、再び雨の中を走り出したのでした。