春の気配を求めて
今年の２月は寒い日が続き、ここ愛知でも雪の舞う日が何日もありました。
「この寒さはいつまで続くの？」と思っていましたが、この週末は最高気温が久しぶりに10℃を超えて少しは暖かくなりそうだったので、久しぶりにツーリングに出掛けることにしました。
昨日の土曜は晴天予報で、春の気配を感じるために海を目指すことにしました。
海を目指して南下・・・
バイクの荷台にバックを固定している間にすっかり指先がかじかんでしまいましたが、ヒーター付グローブを装着して７：４０に自宅を出発・・・
フェイスマスクをしていたため、信号待ちのたびに眼鏡が曇り、都度シールドを開けて曇り取りする面倒な走行が続きました。
愛知県の内陸山間部に住んでいるので、海を目指すにはひたすら南下・・・進むに連れて冷え込みも和らいで来るのが感じられました。
岡崎市でマックに寄って、遅い朝食を取ってしばし休憩・・・その後も岡崎城、猿田彦三河神社(幸田町)に立ち寄りながら、時間を調整し、R248で蒲郡を目指しました。
市場場内食堂での昼食
海沿いの街 蒲郡市には11時過ぎに到着・・・この日の昼食に決めていた海鮮/果物市場の敷地内にある食堂を目指しました。
YouTubeで知ったこのお店は、いつか訪れたいと思っていましたが、今回ようやく実現しました。
看板の文字は消えて読み取れず、営業中の案内もなく、外観からは決して営業中の食堂とは思えませんでしたが、11:30の開店時間を過ぎると次々に車がやって来て入店・・・自分も倣ってお店に入ると、既に7割ほど席が埋まっていました。
初めての訪問のため勝手がわかりませんでしたが、前の人に倣って、棚から出来立てのメインのおかずを選び、小鉢を取ってカウンターに移動し、ご飯と味噌汁をついでもらって料金を払うというシステムでした。
ご飯の量はお好みを聞いてくれるので、「大盛り」と伝えたところ、どんどんついで山盛りになりそうなので「そのくらいで・・・」とストップ・・・気さくな店主さんは「こんなの大盛りじゃないよ。」と言われてしまいました。
こんなサービス満点のお店ですが、定食の料金はすべてワンコインの５００円！
事前にYouTubeで予習済みでしたが、このボリュームでこの値段には驚きました。
さて、肝心の味の方は、海沿いですっかりイカと魚のフライかと思っていたおかずはササミのフライでしたが、美味しくお腹いっぱいになりました。
食事後は、セルフで配膳口まで食器を戻すシステムでしたが、どのお客さんも帰り際に厨房の中に向かって大きな声で「ごちそう様」と言っていたので印象的・・・
湾岸の工場や市場の人が昼食に利用する常連さん中心の食堂のようですが、安く美味しく腹いっぱい食べられるお店として親しまれているのが感じ取れるひと時でした。
この後、三河湾岸に沿ってツーリング・・・その②に続く。
