尻屋崎灯台を目指して
4:15に青森港到着後、八甲田方面に向かったものの、積雪で断念・・・
ルート変更を余儀なくされて、落ち込みつつ、冷え切った体のまま、野辺地からR279で下北半島に入りました。
陸奥湾に沿って続くR279は、むつ市まで直線道路が続き、走りやすいものの単調・・・
1996年のGWに自走で北海道に向かう際、十和田湖から奥入瀬、八甲田、酸ヶ湯、野辺地、むつを経て、大間崎にたどり着き、そこから北海道に渡ったのですが、途中酸ヶ湯からむつ市までの走行ルートがはっきりせず、今回28年ぶりに同じようなルートを走っているはずなのに、途中の情景が思い出せないまま走り続けました。
途中、野辺地町のはずれで、太平洋側のR338に移るため、右折ルートに入って半島を横断し、六ケ所村方面に・・・
巨大な石油備蓄基地や核燃料関連の施設があって、あまり見たことのない光景に戸惑いつつ、先を急ぎました。
R338に出てからは、海沿いのルートを北上し、陽射しも強くなってきて、体も温まり快走・・・
途中、県道248へと移り、尻屋崎を目指しました。
尻屋崎には10:04に到着・・・
岬の先端、灯台に通じるルートの入口には自動開閉のゲートがあり通過(夜間閉鎖と交通量調査のためらしい・・・)。
10:20、尻屋崎灯台に到着しました。
灯台周りには駐車場とお店が1軒あるだけでしたが、途中ほとんど見かけなかったバイクがたくさん停まっていてビックリ・・・
天気は快晴に近く(気温13℃)、青い空と海、白い灯台のコントラストを楽しみました。
大間崎を目指して
11:00、尻屋崎灯台を出発・・・
お昼近くになり、出発前に昼食をどうするか検討・・・
大間でマグロ丼でも食べたいところですが、事前調査では、結構お高く、また人気店はかなり混むようで、決めかねていました。
大間までのルート上にも、魅力的な食堂がいくつもあり、迷ったあげく、むす市大畑の「美奈美食堂」に決定・・・
食堂に向けて、ツーリングマップルのおすすめルートを進みました。
11:45、少し迷ったものの食堂に到着して、名物の「いかすみラーメン¥950」を注文・・・
麺はその名の通り真っ黒でしたが、クセはなく、スープも美味しくて全部飲めるくらいで、大満足でした。
昼食後は、大間崎に向けて海岸沿いのR279、通称「むつはまなすライン」を走行・・・
大間崎に向かう車やバイクは多く、流れに乗り、13:10、大間崎に到着しました。
大間崎は1996年GWのツーリング以来、2度目・・・
かなり整備が進み、きれいになっていましたが、昔の面影もあり、懐かしく感じました。
また、テレビで大間の様子を時々観ていたせいか、28年ぶりとは感じられず、前回と同じように大間崎の看板や石碑の前にバイクを移動し、記念撮影を済ませました。
観光客が多く、混雑していて、また、やたら風が強くてバイクが倒れそうなので、早々にお土産屋でお目当てのステッカーを購入し、岬をあとにしました。
キャンプ場へ
東北初日となるこの日のキャンプ地はむつ市の「矢立温泉キャンプ場」を予定・・・
大間崎からこのまま下北半島を反時計回りで1周すべく、R338で仏ヶ浦を目指したいところですが、時間を考えると走り抜けるだけになり、また、翌日予定のフェリー乗船時のルートとも重なるので断念・・・
結局、今走ってきたR279を大畑まで戻ることにしました。
大畑からは県道4で薬研温泉のある山岳ルートに入りました。
薬研温泉には野営場があり、1996年GWのツーリング時に利用しましたが、今回は別のキャンプ場を選択・・・
時間に余裕があれば、薬研温泉にでも入っていきたいところですが、そのまま先を急ぎ、恐山へと通じるルートへ・・・
峠を越えて、しばらく下ると湖沿いに恐山の霊場が・・・
1996年に続き、2度目ですが、その荒涼とした風景、少し不気味な雰囲気は変わらず、駐車場にバイクを停めてひと休みした後、入山はせずに出発しました。
その後、県道4をさらに下り、15:10、「むつ矢立温泉キャンプ場」に到着しました。