バイキング朝食で充電、いよいよ本番開始
千歳のホテルで迎えた3日目の朝は、5時過ぎに起床。
カーテンを開けて天気を確認すると、曇っているものの西側の支笏湖方面の山々がきれいに見え、雨の降る気配は今のところ無さそうでひと安心・・・
早速仕度して、朝食バイキングへと向かいました。
このホテルは朝食が好評で、6時から食べることができるので選びましたが、和洋のおかずが豊富で評判通りの内容・・・
これから始まるキャンプ食のことを考え、トレイにおかずをたくさん載せて、しっかりと腹ごしらえさせてもらいました。
朝食後、部屋に戻り、不意の雨に備えて下はカッパ(と言ってもオールウェザータイプのものなのでオーバーパンツの役割も兼ねて着用)、上はフリースにオフ用ジャケットという格好に着替え、早速チェックアウト・・・
7:30にホテルを出発し、いよいよ北海道ツーリングの本番がスタートしました。
日本海沿いルートを目指して
千歳から海沿いルートで道北を目指すため、まずは日本海側に出る必要がありますが、しばらくは市街地が続くので、できるだけ最短コースを取ろうと、岩見沢から留萌へ抜けるルートを予定して走り出しました。
あらかじめ国道36から道道45、国道234へと入るルートを頭にインプットして走り出したのですが、どこかで標識を見落としたのか、札幌方面に進んでいることが発覚・・・
バイクを停めてマップを確認し、国道12に移るルートを調べて何とか修正しました。
しかし、直線道路で有名な国道12は、交差点が連続して今ひとつなので、さらに国道275への変更を考え、当別方面へと進みました。
ホテルを出て1時間半が経過し、最初の休憩をとるためにコンビニへ(セイコーマートが無くて残念)・・・
缶コーヒーを飲みながら、これまで何度か走ったことのある国道275で北竜経由で留萌に出るルートから、一旦逆方向のなるものの石狩方面に向かい、国道231の海沿いルートで留萌を目指すことに変更しました。
25年ぶりの雄冬岬ルートへ
1ヶ月前のフェリーの欠航連絡で航路変更になる前は、小樽港に着岸し、石狩でホテル泊後、この国道231を走るつもりでいたので、奇しくも少し遠回りしましたが当初の予定ルートを走ることになりました。
キャンプ泊で先を急ぐ訳でもなく、天気と気分で臨機応変にルート取りするのも楽しいものです。
さて、この国道231は独身時代の最後の北海道ツーリングとなった25年前(1997年GW)に走って以来で、自身2度目と久しぶり・・・
途中のルート上の景色はほとんど思い出せず、イカ焼きを食べて休憩したことくらいしか記憶にありませんが、走りながらどのくらい蘇るか、期待して進みました。
やがて海沿いのルートになったものの、断崖が続くため、トンネルが連続し、景観は今ひとつ・・・
時々降る小雨と風は気になるものの、海沿いを離れ、断崖を迂回するアップダウンルートもあり、走行は十分に楽しむことができました。
トンネルで雄冬岬を過ぎた所で滝と駐車帯を見つけ、立ち寄って休憩することにしました。
立ちゴケ・・・やってしまいました
バイクを降り、「白銀の滝」の写真を撮ってひと休みした後、バイクに跨り、エンジンを掛け出発する際、気が変わって駐車帯から道路に出る位置を変更しようとハンドルを切ったら「アレレ・・・?」
バイクを右側に倒してしまいました。
早速、エンジンを切り、この直前やって来た車のドライバ―さん2人に手を貸してもらって、バイクを起こす事ができました。
荷物満載だったので、1人でバイクを起こすのは無理で、荷物を解くのも大変だったので本当に助かりました。
幸いサイドバックに入れてあった衣類がクッションになったのか、バックの自作アルミステイが少し曲がったくらいで、バイクとバックにダメージは全く無く、良かった!
北海道ツーリング本番の初日から、ポカをしてしまい、この後気を引き締めて走ったのでした。
~3日目②に続く~