キャンプ地到着
羽幌から先の国道232は「日本海オロロンライン」と呼ばれる海沿いルートで晴れていれば気持ちいいのでしょうが、雨降りの中の走行となりました。
残念でしたが、降りはそれほど強くなく、降ったり止んだりなので、まだヨシとしなくては・・・と思いながら走り続けました。
ところで、今回の北海道ツーリングでは、道内6泊中5泊はキャンプを予定していて、「できれば過去に利用したことのないキャンプ場を・・・」と考え、あらかじめ「北海道キャンピングガイド」を利用し、この時期からオープンしている良さそうなキャンプ場をピックアップしていました。
その中で、この先の初山別村にある「みさき台公園キャンプ場」は夕焼けがきれいなことで有名で、
①ロケーション:名前の通り、岬の高台にあり、眺めは最高。
②料金:無料。受付不要で水場・トイレあり。
③焚火:焚火台使用で可。
④温泉:しょさんべつ温泉「岬の湯」が隣接している。
⑤買い出し:国道沿いの市街地にて。温泉前には道の駅もあり、多少の食材購入は可能。
⑥バイク乗り入れ:乗り入れは禁止だが、サイトと駐車場は隣接している。
など、私が求める条件をほとんど満たしている魅力的なキャンプ場であり、時間は15:30過ぎでまだ早かったのですが、ここをこの日のキャンプ地としました。
先客は2組のみで、ライダーはいませんでしたが、早速公園内の北側の駐車場に隣接する芝生サイトに、雨の中テントを設営しました。
今回のツーリングでも今から35年ほど前、社会人になってすぐの頃に購入したDUNLOP登山用テント(3~4人用)を使用・・・未だに大きなトラブル無く使用できるこの相棒に今回も頑張ってもらいます。
この日は雨も降っていたので、昨年からやり始めたタープも設営・・・とは言っても、本格タープは高くて、大き過ぎるので、登山用のアルミサバイバルシートをタープ代わりに張って、雨が降っても調理は何とかできるようにしました。
初日のキャンプ・・・至福の時間
テント設営完了後、雨の中、傘をさして歩いてすぐの温泉と道の駅を調査・・・
温泉は22時まで入浴可能ということなので、夕食後寝る前に入ることにし、ビールを買って、テントに戻りました。
17時過ぎ、雨も弱まり、心配していた風もなく静かだったので、少し早いですが夕食の準備に取り掛かりました。
腰痛持ちの自分が少しでも楽な姿勢で食事ができるように、今回のキャンプに向けてDIYした折りたたみデスクをセットし、その上に念のためホムセン箱固定の板と100円ショップのシートを敷いて、焚火台をセット・・・
合わせて、ご飯を炊くために、テントと同様、愛着のあるホワイトガソリンコンロを置いて準備しました。
昨年の北海道ツーリングでは、初日にこのコンロが不調で使えないことになり、結局焚火でご飯を炊くことになったトラブル(いい思い出ですが・・・)があったので、今年はネットで何とかパーツを見つけ、修理してリベンジ・・・
少しコツが入りましたが、何とか炎が安定し、ご飯を炊くことができました。
さて、この日の夕食の食材は、途中の海産直売所で仕入れたホッケの開きと生カキ・・・(サッポロクラシックは必須)
雨が降り、カッパを着ていたこともあって、これ以外のつまみや朝食の買い出ししていないので、品数はちょっと寂しいですが、量的には十分かと・・・
サイドバックに詰めて持参した炭と着火剤があったので、明るいうちに炭火を起こし、まずはカキから焼き始めました。
眼下の漁港と遠くの海岸線を眺めながら、焼きガキをつまみにビールを飲み、ゆっくりと時間が過ぎていき、少しずつ暗くなっていきました。
ホッケを焼く19時頃には、流石に暗くなって来たので、ランタンと蝋燭の火を灯し、焼き具合をチェックしながら、これをおかずにご飯を完食。。
初日から思い描いていたキャンプと夕食ができて満足し、食後には歩いてすぐの温泉に行き、1日の疲れを癒しました。
温泉の後、テントに戻り、22時前には消灯・・・こうして道内2日目は終了しました。
3日目(道内2日目)まとめ
昨夜の苫小牧上陸から一夜明け、ツーリング本番となった道内2日目のこの日、午後から雨模様となりましたが、それほど強い降りにはならず、降ったり止んだりの状態が続き、無事予定していた念願のキャンプ場に辿り着くことができました。
ホテル泊した千歳からの走行距離は273kmで、温泉にも入れたこともあり、疲れはそれほど感じることなく、終えることができました。
最後に、この日の走行ルートを掲載しておきます。