先々週の老舗麺処訪問に続き、先週の土曜日、再び名古屋市内の老舗店に出掛けてきました。
明治35年(1902年)創業ということなので、今年で118年の歴史のあるお店です。
1週間ほど前にお気に入りのYouTubeで紹介されたのを観て、すぐに行きたくなり、今回も長男を誘って2人で出掛けました。
お店は昔ながらの商店街の中ほどにあり、少し離れたお店の駐車場に車を停め、開店時間を30分ほど過ぎた11:30頃入店しました(名古屋市内の古いお店だと駐車場がないことも多く、コインパーキングに停めずにすみました)。
既にお店は満席状態でしたが、幸い座敷が一席だけ空いていて、すぐに座ることができました。
このお店の名物は「みそ煮込みうどん」・・・
長男と共に迷わず鶏肉と玉子の入った「みそ煮込み親子」を選びました。
そして、同じく人気メニューの1つである「みそカツ丼」が気になり、こちらも1つ注文しました(食べれないといけないので小サイズで注文)。
味噌を使った料理は名古屋の名物で、みそカツ定食はよく食べますが、みそカツの丼物は珍しく、みそ煮込みうどんとで味噌づくしになりますが、折角なので食べることにしました。
最初に「みそカツ丼」が登場・・・
カツだけでなく、丼全体にたっぷり味噌がかかっていて、なかなかの見た目・・・
かなりくどそうに見えますが、味は濃いものの、甘めの味付けで、続けてペロリと食べることができました。
小サイズにしましたが、カツは5切れほどあって、玉子でとじて手が込んでいて、初めての「みそカツ丼」でしたが、結構気に入りました。
一方、「みそ煮込みうどん」はグツグツと煮えた状態で土鍋で登場・・・
味噌が続きましたが、こちらはしっかりと出汁が効いていて、カツ丼とはまた違った味を楽しむことができました。
手打ちの麺はコシがあり、鶏肉も結構たくさん入っていて、こちらも満足の一品でした。
値段は「みそカツ丼(小)」が¥550、「みそ煮込み親子」が¥750と、どちらもリーズナブル・・・
今度は妻と次男もつれて、家族4人でやって来ようと思ったのでした。
また、このお店のお客さんは半分以上が地元の常連さんのようで、
「今日は何にする?」
「麺は硬めでよかったよね。」
「ごちそう様・・・」
「また来るね。」
とお店の人と馴染み客の会話が飛び交い、勝手知った店内でくつろぎながら食事を楽しんでいる様子が感じられました。
最近は自宅の周辺でもこうしたアットホームなお店は減ってきているので、久しぶりに心も和む雰囲気の中、美味しく食事をすることができました。