ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

長野県矢筈公園キャンプツーリング ~その⑤~

今年約20年ぶりにバイクを復活し、久しぶりにキャンプツーリングも実現して、食事と焚き火、そして満天の星空を楽しみました。

 

22時過ぎには寝袋に入ったのですが、興奮しているのか寝付きが悪く、夜中に一旦目が覚めてしまい、時間を見るとまだ3時・・・

 

トイレに行きたくなったので、真っ暗な川原のサイトを1ヶ所しかない離れたトイレに向かって静かに歩いて行きました。

 

風もなく、静けさに包まれ、上下フリースの格好でもそんなに寒さを感じない、最高のコンディションでのキャンプになりました。

 

再びテントに戻り、寝袋にくるまっても眠れそうになかったので、持参した携帯ラジオを取り出し、イヤホンで深夜放送を聞いて時間をつぶしました。

 

この携帯ラジオも昔からキャンプで使っていたアイテムで、旅先のローカルな番組を聞くのが楽しみの1つでした。

 

今の時代はスマホタブレットで何でもできて、「ラジオなんて・・・」という気もしますが、これはこれでなかなかいいものです。

 

ちなみに、この山奥のキャンプ場でも回線はつながり、タブレットは使用可能でした。

 

 

6時頃になってようやく明るくなり始め、周りのキャンパーも起き出した様子なので、私もテントを開けて顏を出し、携帯コンロでシェラカップの湯を沸かし、寝起きのコーヒータイムにしました。

f:id:furano3:20201202221841j:plain

Esbitの簡易コンロで湯沸かし・・・

このEsbitの携帯コンロは燃料2個でカップのお湯を沸かすことができ、ガチャガチャ音を立てずに簡単に準備ができるので早朝の作業には最適です。

 

こうしてお湯を沸かしコーヒーを飲むのが、私のキャンプでの朝の定番になっていましたが、久しぶりに実行できました。

 

コーヒーを飲んでひと息ついたところで、今度は朝食の準備・・・

昨夜のご飯と野菜の残りがあったので、持参したインスタント味噌汁で雑炊を作りました(寒い朝にはあったかい物にかぎります・・・)。

f:id:furano3:20201202221938j:plain

この時期は温かい食事がベストです

 

タブレットで調べると、この日の飯田市の最低気温は5℃とか・・・

でも少し離れたこの山間のキャンプ場では、テントやバイクは夜露で濡れ、バイクのシート上は少し凍りついていて、0℃付近まで冷え込んだのかもしれません(テントや寝袋の中では、そこまで冷え込んだ感覚はありませんでしたが・・・)。

f:id:furano3:20201202222252j:plain

我が愛車を初めて夜露で濡らしてしまいました

f:id:furano3:20201202222351j:plain

シートの上は少し凍り付いていました

 

その後、キャンプ場周りを散歩した後、再びテントに戻り、少しずつ後片付けに掛かりました。

f:id:furano3:20201202222424j:plain

道路から朝のキャンプ場を見下ろしてみました

天気予報では晴れの予報でしたが、早朝から雲が多くて陽射しはなく、はっきりしない天気・・・

 

そんな中、テントの撤収とバイクへの荷物の固定が終わり、8:45にキャンプ場を後にしました。

 

この周辺は2週間前にも走り、9月にも家族で訪れていたので、特に寄り道する所もなく、ただ、昨日は温泉に入っていないので、飯田市の隣、阿智村にある「昼神温泉」を目指すことにしました。

 

キャンプ場からは昨日通った県道251を戻り、途中から県道83に入って喬木富田IC から三遠南信自動車道に乗り、飯田山本ICまでショートカットしました。

 

三遠南信自動車道は将来的には飯田と静岡県の浜松を結ぶ計画ですが、現在は部分的にしか開通しておらず、無料開放中・・・

 

今回利用した喬木富田ICから天竜峡IC区間は2018~2019年に開通したばかりで、今回初めて走ってみました。

 

交通量も少なく快走する中、曇が多くて陽射しがないので体がだんだん冷えてきましたが、この後の温泉を楽しみに走り続けました。

f:id:furano3:20201202222520j:plain

気温は5℃前後・・・高速走行で体が冷え切りました

キャンプ場を出て45分ほどで昼神温泉に到着することができ、おそらく時間的に半分以上短縮できました。

 

さて、肝心の温泉ですが、昔利用した覚えのある日帰り入浴が可能な「阿智の里ひるがみ」に直行・・・

しかし到着してみると、入浴は11時からということで、まだ1時間以上あったので断念・・・

 

その後他の入浴施設も寄ってみましたが営業しておらず、立派な宿の立ち並ぶ温泉街の中から日帰り入浴可能な宿を探すのも面倒になり、そのまま国道256号に戻って、先に進むことにしました。

 

昼神からのR256は清内路峠まで上りのルートとなり、久しぶりに走ってみましたが、道幅も広くなって快走・・・

その分、後続の車に煽られて気を使いましたが、何とか立派になったトンネルで峠を通過して、南木曽町へと入りました。

 

南木曽町にはこれまで何度か利用した日帰り入浴の「南木曽温泉」があったのですが、コロナの影響か、現在は閉鎖中・・・

 

その横を通り過ぎ、国道19号に出て「道の駅賤母」に立ち寄り、温かいコーヒーを飲んで、冷えた体を癒しました。

 

その後はR19を走り続け、岐阜県へと入り、中津川市から恵那市へと移動・・・

恵那市では、国道沿いに昔からあり、最近YouTubeで紹介されて気になっていた食堂に立ち寄ってみました。

f:id:furano3:20201202222643j:plain

昔からお店は知っていましたが、初めて入店

いくつかあるメニューの中から、名物の「長崎ちゃんぽん」を選択・・・

野菜がたっぷりのっていて、普通盛りでもかなりのボリューム・・・、太めの麺に素朴な味のスープで、人気の理由が分かりました。

f:id:furano3:20201202222734j:plain

素朴な味でボリューム満点 ¥800

この時ライダーが2人いましたが、同じようにちゃんぽんを食べていました。

 

お腹がいっぱいになって温まったところで、再びバイクに跨り出発・・・

この後は特に寄り道もせず自宅に戻り、無事に念願だったキャンプツーリングを終えたのでした。

 

3連休の最終月曜日は、朝からテントや寝袋を干し、バイクや道具類を洗って後片付け行いました。

 

昔の道具類も一部傷みはあったもののまだまだ使えることが確認できたので、次回のキャンプを早いうちに実現したいものです。