フルモデルチェンジしてもうすぐ2年というのに、未だに人気なのか、あるいは生産能力が追い付いていないだけなのか、納車まで1年以上という状況が続く新型ジムニーJB64Wですが、ネットでオーナーさんの評価を見てみると、不評なのがドリンクホルダー・・・
コンソールボックスの後ろに2つ分のホルダーが用意されているのですが、50代のおじさんである私にとって体をひねった体勢になるのは少々苦痛・・・
ドアの内側ポケットにはドリンクホルダーはないので、オーナーさんの多くが汎用のホルダーやジムニー専用のカスタムホルダーを取り付けているようです。
エアコンの吹き出し口やドアウィンドウ部に取り付けるタイプのホルダーは簡単ですが、何かいいアイデアはないかと先輩オーナーさんのネット記事を参考に検討しました。
ジムニーJB64Wの場合、運転席右側のエアコン吹き出しの下と助手席前のアシストグリップ部分に六角ボルトがむき出しになっていて、これを利用してホルダーを取り付ける方法があることがわかりました。
ホルダーの取付け位置として助手席グリップの右側は、左手を伸ばしてちょうど届く距離で、オーディオ、エアコン等の操作の邪魔にもならないので、この場所に決定!
ホルダーを取り付ける前にグリップ部の六角ボルを外して下調べしようとしたら違和感が・・・
見えていたボルトは樹脂製の目隠しダミーボルトで、外してみると中にはM8のボルト穴が用意されていました(今回の新型ジムニーは後部シート/荷室にも利用可能なネジ穴がいくつかあり、改造/後付けが楽しめる作りになっています)。
取り付け位置が決まったところで、次はホルダー・・・
ジムニー専用のカスタムホルダーは少々高く、汎用ホルダーも面白くないので、自転車用のドリンクホルダーを付けることにし、形と色を条件にネットで検索して購入しました。
色は黒基調、ワンポイントでシルバーの入ったホルダーを購入し、到着後、M8ボルトで固定できるように、取付け穴をドリルで拡げ、ボルトの頭を逃げるためルーター直径10mm範囲を削って加工しました。
また、六角ボルトはバイクで余っていたものを利用し、早速取り付けてみましたが、偶然にもホルダーの取り付け面が自転車のフレームを前提とした凸形状になっているのに対し、グリップ側は少し凹んだ形状になっていたので、ぴったり収まりました!
しかもグリップ部は少し弾力のある素材のため、ボルト1本での固定ではどうかと思っていましたが、しっかりと締め上げることができ、形状もマッチしていたので、ホルダーが回転することもなく、しっかりと固定できました。
ボトルコーヒー缶を使ってテストしてみましたが、取り出しは左手を伸ばすだけで簡単にでき、おじさんにやさしいホルダーとなりました。