ゴールデンウィーク2日目の4/30は初日同様快晴で、新型コロナで外出自粛が叫ばれている状況でしたが、愛車セローでツーリングに出掛けてしまいました。
行先は愛知県内に限定し、三河方面とし、自宅を8時過ぎに出発しました。
走り出してすぐに、本来ならこのGWは北海道ツーリングに旅立ち、4/29の夜に苫小牧東港に到着して、千歳市内のホテルに泊まり、4/30は朝食バイキングを満喫した後、ツーリングをスタートしていたはず・・・
快晴なら道北、天気が今ひとつなら道東方面と計画していて、「ホテルを出発し、今頃どっちに向かって走り出していたんだろう・・・」と思ったりもしました。
前の週末のツーリング時と同じようなルートを辿り、古い廃線駅舎の残る「三河広瀬駅」に再び立ち寄り、小休止・・・
そこからR153で香嵐渓を経由して、R420に入り、三河湖を目指しました。
午前中の早い時間ということもあったでしょうが、前回に比べ、明らかに車やバイクは少なく、皆が外出を控えている中、少々罪悪感を感じながらの走り続けました。
三河湖は30年ほど前、社会人になって自分の車を持った時に、ドライブで立ち寄った以来で本当に久しぶりでしたが、途中の景色を見ても全く思い出せず、三河湖(羽布ダム)に到着しました。
湖畔に点在する店や施設は半分ほどがお休みで、訪れる人も少なくひっそりとしていました。
湖畔沿いのルートをしばらく進み、杉の山林を抜けて新城市に入ると、山の中の農村風景が広がりました。
道路脇の畑や田んぼにはすべてフェンスが設けられていて、ちょっと違和感を感じながら走っていると、突然4~5頭の野生の鹿が道路を横断・・・
ガードレールを2mくらいジャンプして飛び越え、茂みの中に逃げていく様子に驚きつつ、フェンスの訳を理解しました。
県道から再びR420、R473に出て、次の目的地「四谷の千枚田」へ通じるルートに入りました。
「四谷の千枚田」は、ツーリングマップルで見つけ、今回初めて訪れましたが、山腹の傾斜に沿って広がる棚田の景観は想像以上のスケールで壮観でした。
今回は田植え前でしたが、またいつか再訪し、四季折々の棚田の様子を見てみたいを思わせる、そんな懐かしさと癒しを与えてくれる景色でした。
千枚田から峠越えのル―トを走り、R473へと出て、設楽町に・・・
ちょうど昼時なので食事でもと思いましたが、飲食店も少なく、呑気なよそ者ライダーがフラフラ来店するのもどうかと思ったので、ちょうど街の中心部で見つけた観光施設(コミュニティプラザ)に立ち寄り、向かいのスーパーでおにぎりと菓子パン、コーヒーを買って昼食としました。
食事後は、R257を北上し、途中道の駅「アグリステーションなぐら」に立ち寄りましたが、トイレ以外、お店や売店は休業・閉鎖状態でした。
ここからは、茶臼山高原へ通じるルートが走っていますが、他県(長野県)へと入り、また、ルート的にも遠回りで帰りも遅くなりそうなので、今回は断念・・・
このままR257を走り、R153に合流後、香嵐渓方面に向かって走り、途中から国道を離れて矢作川沿いのルートに移り、帰路につきました。
今回のツーリングは、季節・天候は最高でしたが、外出自粛要請の中出掛けたので、自分の中でも心底楽しめていないのを感じると共に、GW中とは思えない雰囲気を感じ、ちょっと異様なツーリングとなりました。