ヒメツルソバ(別名:ポリゴナム)は夏から秋にかけて地面を這うように拡がり、秋にはピンクの球状の花を咲かせます。
多年草で霜が降りる頃になると地上部は枯れてしまうのですが、春になると新芽を伸ばし、秋になると一気に急生長します。
花後、こぼれたタネが庭のあちこちに飛び、花壇や鉢の植え込みから芽を出すため、庭づくりの当初に買った1苗から毎年増え続け、今では庭のあちこちで見られるようになりました。
毎年、バーゴラ周りのバラの植え込みエリアから新芽を出し、秋には横方向に拡がって、枕木の土留めから垂れ下がるほどになり、ちょうど今はピンクの小さな花が見頃です。
また昨年秋にレンガで囲んで作った庭の東側のバラの植え込み部分にも、飛んできたタネから芽を出した小さな苗がこの秋に一気に生長し、いつの間にかレンガを覆ってしまうほどになりました。
このポリゴナム、寒さが厳しくなると共に、今度は葉が赤く色付き、花、紅葉、グランドカバーといろいろ楽しめて、活用できる多年草です。