3月の入居後に行った外構&庭づくりの中で、大きな造作として木製物置とバーゴラの製作があります。
木製物置は、家の建築打合せ時から憧れがあり、「物置は絶対に木製!」と決めていました。インターネットで検索をかけるといくつか候補があがりましたが、最終的にはカナダ製のレッドシダー材の組立キットを購入しました。技量があれば、材木を手配してすべてDIYというのも面白いでしょうが、台風に耐え得る造りや製作日数のことを考慮し、組立キットにしてしまいました。キットはチャーター便で配達してもらいましたが、荷降ろしは男性が立ち会うのが条件だったため、会社を休んでキットを受け取りました(写真1枚目)。
荷物の受け取りも大変でしたが、キットに含まれない基礎工事や塗装作業が結構大変でした。基礎はホームセンターでブロックや沓石を購入し、小屋の床根太材の位置に合わせて配置していくのですが、地固めと水平出しが根気のいる作業で、1日仕事になりました(写真2枚目)。キットの組立ては、弟と2人ががりで1日で完了、細かいパーツの取付けを含めると2日作業でした。しかしその後の塗装作業は、レッドシダー材が塗料を吸って広がらないため、思うように進まず、屋根や壁全面の塗装を終えるのに、週末作業で1ヶ月ほどかかりました(写真3枚目)。キットの組立てはどんどん形になっていくので楽しい作業ですが、基礎工事や塗装作業は本当に地道な作業で、私としてはあまりやりたくない作業でした。
こんな感じで苦労しつつ、我が家の物置小屋は無事完成と喜びたいところでしたが、物を効率よく収納することを考えると、先に収納棚を作っておく必要があると思い、当初予定になかった追加作業で棚の造作も行いました(写真4枚目)。
バーゴラについては、自分で設計(イメージ作り)したため、構想がまとまるまでにかなりの時間を費やしました。バーゴラの大きさや配置、木の組み方を頭の中で描き、時には簡単にメモ書きして、納得いくまで練り続けました。ようやくイメージが固まったところで、材料として選んだレッドシダー材を購入することになったのですが、ホームセンターでは欲しい長さやサイズのものをすべて揃えることができなかったので、結局ネットで見つけた業者さんで手配しました。本数は20数本になりましたが、宅配便で配達してもらえるのでかなり助かりました(写真5枚目)。材料が揃ったところで、あとは設置場所の寸法を実測しながら木をカットし、塗装、乾燥、組み付けの順で作業を進めました。パーツとなる木の本数が多く、塗装は面倒な作業でしたが、約3週かけてようやく完成しました(写真6枚目)。
来年も木工DIYで製作予定のものがいくつかあり、現在構想をまとめつつあります。あれこれといろいろ考えるイメージ作りの段階が一番楽しい時かもしれません。
~後日、そのΔ紡海~