道内最終日の始まり
ツーリング9日目、道内7日目のこの日は4時に起床・・・
少し冷え込んでいるものの(持参の温度計で6.6℃)、風はなく、波の音と小鳥のさえずりが聞こえ、穏やかな朝で北海道最終日は始まりました。
日の出時間が迫っていたので、テントを出て、キャンプサイトの端へ移動し、キャンプ場のある高台から高波の打ち寄せる海岸線とその先の日の出の様子を眺めました。


その後、急に霧が出てきて、周りが真っ白になる中、定番の朝食(菓子パン+野菜ジュース+コーヒー)を済ませました。

今回の北海道ツーリングでは、セイコーマートを大いに活用し、朝食はセコマの惣菜パンが定番になり、いろんな種類を味わうことができました。

晩成温泉キャンプ場
今回のツーリングの最終日は、以前から気になっていた大樹町の「晩成温泉キャンプ場」を初めて利用しました。
太平洋を一望できる高台にあり、温泉に隣接のキャンプ場で、風のある時は心配ですがロケーションは最高・・・
キャンプサイトは芝生のほぼフラットで良好ですが、サイト内への乗り入れは禁止なので、荷物は何度か往復して運ぶ必要があります。
簡易トイレと、大きくて使い勝手の悪い炊事場がそれぞれ1ケ所あるだけで、設備的には必要最低限と言った感じですが、隣接の晩成温泉は泉質も良く、タオルを貸してもらえるので最高です。
周辺に買い出しできるようなお店やコンビニはなく、自炊の場合は事前に買い出しが必要ですが、温泉内に評判の食堂があり、さらにBBQの食材やお弁当の自販機もあり、それを利用するのもありかもしれません。

ゴミは原則持ち帰りで、サイト内にゴミ箱はありませんが、今回は時間制限で温泉施設内で引き取ってもらえたので、夕食後にゴミをまとめて持って行きました。
前夜は暗くなってからもバイクのキャンパーがやってきて、おそらく10台以上はいたかと・・・
知る人ぞ知る人気のキャンプ場で、自分も今回初めて利用しましたが気に入ったので、今後、道東方面を巡る際には、キャンプ場候補地としてルート検討に組み込みたいと思いました。
キャンプ場発、日高へ
朝食後はゆっくりと片付けを開始・・・
前日の雨天走行で濡れてしまったツーリングパンツと上着はまだ乾いておらず、気持ち悪かったのですが、仕方なく着替え・・・
バイクの所まで荷物を運びつつ、サイドバックに荷物を入れて、バックルを締めようと体重を掛けてバックをつぶしていたら、やり過ぎてバイクが転倒・・・
ハンドルロックが掛かっていたので、起こすのに苦戦していたら、近くのライダーキャンパーさんが助けてくれました。
前夜、温泉に入った際もロッカーのキーを置き忘れており、ポカが連続していたので、
「最終日は気を引き締めなば!」
と思ったのでした。
稚内のふれあい公園キャンプ場で話をし、ここ晩成温泉で再会した名古屋のライダーさんも起きてきたので、いろいろ話をしながら、テントの撤収を進めました。
ツーリングのルート取りや目的地、キャンプ時の食事など、自分とスタイルの違いを感じるものの、人それぞれ・・・
北海道がお気に入りという気持ちは同じで、これまで30回ほど訪れているというこのライダーさんとは、相通じる部分があり、話も弾んで名残惜しい気もしたのですが、いつかどこかで再会するような予感も感じながら、お別れしたのでした。
7:35、最終日のこの日、フェリーに乗船するために苫小牧を目指して、キャンプ場を出発しました。