一人旅の11日目は生憎の雨模様の中、午前中長万部から温泉巡りしながら森町に至りました。
森町からはR5を離れ、駒ケ岳の北・東側を巡るR278へと入りましたが、雲がかかって山の姿は全く見ることができず残念!
大沼には道南で中心的な存在である東大沼キャンプ場があり、かつてツーリング時に利用したこの懐かしいキャンプ場に立ち寄ってみました。
さすがにこの時期、そして雨のため、キャンパーの姿はありませんでしたが、湖畔&林間のサイトは雰囲気も良く、またいつか利用したいものです(今も無料かな?)。
その後、大沼、小沼の湖岸道路を経て、再びR5へと出て、函館へと向かいました。
途中、バイパスとして完成した函館新道を初めて利用し、一気に函館中心部へと移動しました。
函館駅前には15時過ぎに到着。前年の6月に家族と一緒に訪れているので、まだ記憶に新しい場所です。
お昼にいかめししか食べていないので、遅い昼食を取ろうと前年にも立ち寄った函館朝市のどんぶり横丁を覗いてみましたが、営業時間が15時くらいまでのところが多く、閉まっているので断念・・・
仕方ないので近くの赤レンガ倉庫群と函館ベイ美食倶楽部に移動しました。
美食倶楽部でも、飲食店は昼過ぎから夕方まで休業のところが多く、どうしようかと思いましたが、前年家族と立ち寄ったラーメン店「あじさい」が営業していて、昼食としてしおラーメン(700円)を食べることができました。
ところで、10/6にフェリーで小樽に到着して以降、この日まで10日間、北海道内を愛車ジムニーと共に巡ってきましたが、この日の夜のフェリーで函館から青森に渡ることに・・・
従って、この日が北海道最終日になるため、昼食後、赤レンガ倉庫群を見学しながら、お土産店に立ち寄り、家族や実家、ご近所へのお土産をまとめ買いして発送しました。
その後、再び車に戻り、函館の街をぐるぐる周ってドライブ。
夕方、北海道最後の夜はお寿司でもと思い、回転寿司店「函太郎」に立ち寄ってみましたが、18時前でも満席で待ち状態・・・よく考えたら、この日は土曜で家族連れが多いためようです。
仕方がないのでこのお店を諦め、結局市内をいろいろ巡った結果、再び函館ベイ美食倶楽部に戻り、「きくよ食堂」に入店。
豊富なメニューの中から、お好みの食材を選べる三種丼(1764円)を注文・・・いくら、ウニ、さけの丼はボリュームもあり、満腹になりました。
青森へ渡るフェリーの出港は23:50でまだまだ時間があるので、観光客の少なくなった夜の赤レンガ倉庫群を見学。
この温泉、市営とは言っても、鉄分を多く含んだ茶褐色の湯であり、昭和28年から営業していて、レトロな雰囲気の広い内風呂と露天風呂も備えており、市民や観光客にもずっと親しまれてきた温泉施設ですが、たまたま話をした地元の人の話では、近年赤字経営が続き、民間の売却先を公募しているとか・・・
最終的に公募期限11/14になっても応募はなく、民間売却は白紙となったようですが、今後この温泉がどうなるか・・・お気に入りの温泉だけに気になるところです。
温泉の後、まだ少し時間があったので、函館山の麓の元町地区を車で回り、ライトアップされた教会や公会堂、八幡坂と港の夜景などを見学&撮影・・・そして、フェリーターミナルへと向かいました。
ところで、函館から青森へは青森港と下北半島の大間港への航路があり、久しぶりに大間を訪れたい気持ちはあったものの、1日2便で少なく、また、今回の旅では岩木山を周遊したい思いもあり、津軽海峡フェリーで青森港行きを選択しました。
フェリー便は2~4時間おきに24時間運航しているので、この日のお昼頃、23:50発の便を電話予約し、青森到着までフェリー船内で寝て、時間を有効活用することにしました。
22時過ぎにまだ新しくきれいなフェリーターミナルに到着。
旅行者は少なく、トラックでの利用者がほとんどで、早速、運賃16000円を払い乗船手続きを済ませました。
参考として、新日本海の苫小牧-秋田が14500円(12.5時間)ということを考えると、かなり割高な感じですが、便利なこの航路を考えると仕方ありません。
ちなみにインターネット予約にすると10%引きだったようで、調査不足でした。
乗船まではターミナルの待合室で東北のツーリングマップを開き、明日以降のルート検討をして時間をつぶしました。
そして、いよいよ23:20頃から乗船開始。
最初にトラックが乗船し、最後に1台だけ乗用車の我がジムニーが乗船しました。
乗船後、客室に行くと、誰もおらずガラガラ状態。
青森までは4時間しかないので、出港後すぐに横になり、眠りに就きました。