行き当たりばったりツーリング
晴天予報となった6/28(土)に無計画でツーリングに出掛け、岐阜県下呂市金山町の巨石群を楽しんだ後、その後のルートを検討・・・
西に向かって郡上方面、あるいは国道41に戻って自宅へと戻るルートなど浮かびましたが、このまま北上して県道431を経由して萩原町で国道41に出ることにしました。
出発してすぐに初めての岩屋ダムに立ち寄り、記念撮影・・・
その後、東仙峡金山湖に沿ってカーブの連続するルートを進みましたが、走りを楽しむライダーさんが多く、都度道を譲りながら進みました。
道の駅「馬瀬 美輝の里」に立ち寄り、小休止した後、馬瀬川に沿った山村の長閑なルートを走り切って、国道257に合流し、そして国道41へと出ました。
右折して南下すれば帰路につくことになりますが、折角ここまで来たので、いつもこちらに来た時に立ち寄る食堂で少し早い昼食を取ることにし、左折して萩原町の街を進みました。
早めの昼食、その後は・・・
国道41に出て、一気に気温が上がったのを感じながら、10:05、食堂に到着・・・
いつも立ち寄るこのお店は行列ができる人気店ですが、この日は時間も早かったので、すぐに着席でき、定番の「とんちゃん定食」を注文・・・
フライパンで出てくるとんちゃん(豚バラ肉)をテーブル上のガスコンロで自分で焼いて食べるスタイルで、ご飯はお替り自由・・・
昨年11月以来で、美味しく頂きました。
予定外にも萩原町まで来てしまい、帰路につくならば国道41を南下することになるのでがすが、時間はまだ11時前で早く、「ここまで来たので・・・」という気持ちもあって、このまま国道41を小坂町まで北上し、御岳・開田高原に続く山岳ルートに入り、長野県へと抜けて行くことにしました。
こうして、この時点で、この日のツーリングは想わぬロングツーリングになることが決定したのでした。
耐久山岳ルート
下呂市小坂町で国道41を離れて県道437を進み、さらに県道441へと入ると、山岳ルートへと変わってきました。
道幅は狭く、熊笹が茂り、常に路面と対向車を気にしながらの耐久走行が続きました。
このルートは2021年の8月以来で、前回逆方向からの走行で記憶が定かでなく、アプローチがこんなに長かったかと思うほどで、疲れ始めた頃、ようやく山腹尾根づたいのルートに変わり、右側の眺望がきくようになり、御岳の山容を見ながら進みました。
途中、眺望のポイントに停まって写真を撮りながら進み、時間も早いので、前回素通りした濁河温泉に立ち寄ることにしました。
ちょうど12時、1時間ほどの山岳耐久走行の後、濁河温泉に到着・・・
前回はいつ訪れたか思い出せないくらいで、おそらく20数年ぶり・・・
久しぶりの濁河温泉は、新型コロナの影響か、他の温泉地と同様、休業となった宿が目立ち、寂しい感じでしたが、前回入った記憶のある市営の露天風呂は営業しており、入浴することができました。
開田高原へ
途中、今は営業していないスキー場があるためか、道路は整備されて片側1車線となっており、南に御岳を見上げ、北には乗鞍岳を眺めながら走り抜けました。
日和田高原で国道361に出てからは、開田高原に向けて東進・・・
蒸し暑くはないものの、気温は30℃近くありそうで、途中のアイス工房に立ち寄りました。
前回2023年7月に開田高原を訪れた時は、このお店はすごい行列でパスした憶えがあり、今回も賑わっていたものの行列まではできていなかったので、無事にお薦めの”とうもろこしソフトクリーム”を食べることができました。
国道19で帰路へ・・・
開田高原から木曽福島町に出るため、さらに国道361を進みましたが、途中トンネルで一気に抜ける新道を避け、旧道へと入り、地蔵峠を越えるルートへと入りました。
途中、峠の展望台で、最後にもう1度御岳を眺めた後、峠を越えて、木曽福島の街に入り、国道19号に入って帰路につきました。
国道19に入ると、一気に気温が上がり、暑い空気に包まれて、走っている時の爽快感はなし・・・
車やバイクは多いものの、流れはいいのですが、お尻の痛みと睡魔に襲われ、しばらく忍耐の走行となりました。
岐阜県中津川市に入ると、市街地走行となってさらに体感温度は上がり大変でしたが、何とか事故に気を付けながら走行・・・
既に走行距離は300kmを越え、ガソリンの残量を気にしつつ何とか自宅近くのスタンドに到着・・・
いつものように満タンにして、17:30帰宅したのでした。
(TRIP 359.8km、6.92L ➡ 燃費51.99km/L)
久しぶりのツーリングを終えて・・・
無計画で出発した今回のツーリングでしたが、結局長野県の開田高原まで足を延ばすことになり、走行距離360kmのロングツーリングになりました。
昨年の手術後、GWの北海道ツーリングを無事に終えて、体も大丈夫と思っていましたが、今回のルートは北海道と違って、山村、山岳ルートが多く、また、気温も30℃越えで高かったこともあり、同じ走行距離でも疲労度はかなり違っていました。
こうしてまだバイクに乗れる幸せ、近隣の県にロングツーリングに出掛けられる喜びを感じつつ、また、次の計画を立てたいと思うのでした。