羅臼でお土産&昼食
5/2、知床横断道路を今期開通の初日に運良く通行することができ、晴天のウトロ側から進入したのですが、峠付近は雲の中で、周りは真っ白・・・
おまけに強風も吹いて、決死の思いで峠に到着し、その後羅臼側に下りました。
羅臼側は曇り空で、気温も低くて寒々としており、前日から知床連山が眺められ、晴天予報で期待していただけに、残念で心残りでした。
かと言って、峠の天気が好転するとも思えず、もう1度アタックしたり、このまま知床に滞在する訳にもいかないので、次回への課題として、次の目的地に向かうことにしました。
その前に道の駅「知床・らうす」に立ち寄り、自宅や会社用にお菓子や食料品のお土産を購入して発送・・・
これでお土産の課題もクリアして気持ちはラクになり、出発しようとバイクの所に戻ると、隣の大型バイクのライダーさんから
「宗谷ふれあい公園キャンプ場に居ましたよね。」
と声を掛けられてビックリ!
特にこのライダーさんと、キャンプ場で話をした訳ではないのですが、私の事を見られていたようで、声を掛けてくれました(おそらくバイクのステッカーだらけのホムセン箱が目立っていたのかも・・・?)
今回の北海道ツーリングでは、いろんなライダーさんと再会、声掛けの場面が多くあり、そんな中の1コマでした。
時間は11時半を過ぎ、折角なので羅臼で食事しておこうとネットで検索・・・
この先の国道沿いに食堂を見つけ、移動しました。
メニューには定食、丼物があるものの、全体的に高めだったので、一番お値打ちな「ほっけ定食(¥1600)」を注文・・・
味が薄い感じがして少々残念でしたが、大きくて脂がのっていて食べ応えがあり、満足しました。

久しぶりに野付半島へ・・・
昼食を終え、羅臼から標津、別海町を目指して、国道335号を進みました。
このルートは、ウトロ側の国道334号と共に、知床半島への主要道路ですが、海岸線を走るウトロ側に比べ、少し陸側の高い位置を走る抜けるため、少々単調さを感じますが、すぐに標津・別海の街へ・・・
国道244号へと変わり、しばらく進んだ後、野付半島への案内板が目に止まり、道道950号へと入りました。
野付半島は2004年に家族で訪れて以来で、今回のツーリングでは知床と共に野付半島再訪も楽しみにして、計画に盛り込んだ場所・・・
左右に海を見ながらのこのルートは、21年ぶりの走行でしたがブランクを全く感じることなく、昔と変わりなく、何もない原風景の中を走り続け、羅臼を発って1時間ほどで、野付半島ネイチャーセンターに到着しました。

久しぶりの野付半島で、出発前はここから遊歩道を歩いてトドマツの風景をとも考えていましたが、知床峠が不完全燃焼で終わったためか、そんな元気もなく、結局、センター内のお土産店や展示コーナーを見学した後、常設のスコープで長年の浸食で残りわずかになったトド松を観察したりして、楽しみました。


地の果てのような何もない景色が広がっているだけなので、そんなに長い間、ここに留まる理由もなく、風はあい変らず強いものの、青空が広がり始めた中、さらにセンターより先の終点(通行止め)まで行き、その後、来た道を戻りました。


尾岱沼キャンプ場へ・・・
野付半島の道道950を走って、国道244号の戻り、この日の宿泊予定地である尾岱沼へ移動・・・
尾岱沼ふれあいキャンプ場はこれまで何度か利用したことがあり、直近ではバイク復活後の2021年のツーリングの際に泊まり、このエリアではお気に入りのキャンプ場です。
14:50、キャンプ場に到着し、早速受付を済ませ、ぐるりとサイト内を周って、設営場所を探しました。
入場料:¥300
テント1張:¥400
ゴミ袋代:¥90
時間がまだ早いせいか、先客は3~4組しかおらず、設営場所は選び放題・・・
但し、シーサイドのキャンプ場で、あい変らず風が強いので、少しでも風よけになるような木立の脇に決め、風向きを考慮し、テントを設営しました。


時間は15:40とまだ早く、前回の思い出を辿るため、バイクにのって買い出し、温泉に出掛けたのでした。