記録的な大雨
9月8日、愛知県や三重県で記録的な大雨となりました。名古屋では午後から雨が強まり、1時間雨量は観測史上最大を更新・・・
名古屋近郊の市に所在する勤務先も、午後から猛烈な雨が断続的に続き、スマホの警報が鳴り止まない状況となりました。
帰宅も困難になることが予想される中、夕方には妻から無事に帰宅したとLINEがあったものの、妻の実家で雨漏りが起きているが、途中の道路冠水して行けなかったとの連絡が・・・
会社は17:20に定時を終えたものの、会社の前の道路は既に渋滞して車が動かい状況でした。
会社周りの道路も川のような状態で、危険を感じた同僚数名が会社に引き返すほどで、結局18:30頃まで会社に待機した後、退社したのでした。
実家の状況
少し雨は落ち着いた中、渋滞の道路を進み、いつもの倍近い時間を掛けて、先ずは私の実家に立ち寄りました。
実家の両親は既に夕食を終え、親父はビールを飲んで出来上がっており、豪雨のことを聞いても、「そんなに降ったか?」と呑気な答えが・・・
築55年ほどの古い家で心配でしたが、特に雨漏り等の被害は無さそうだったので安心し、それよりも妻の実家のことが心配だったため、早々に近くの自宅に帰宅したのでした。
帰宅後、妻は夕食の準備をしており、まだ実家に行ってないとのこと・・・
しかも、途中から電話が不通になり、連絡が取れない状況で心配だったため、妻と二人で実家に向ったのでした。
「何事もなければ・・・」と願いつつ、実家に到着すると、真っ暗で停電している様子・・・
鍵を開けて中に入ると、玄関先は水浸しで、懐中電灯を抱えた義母が出てきて、怪我は無さそうでしたが、よく見ると、すぐ隣のリビングの天井ボードが落ちていて、室内は悲惨なことになっていました。
20時過ぎの時点でも天井から雨がポタポタと落ちている状況で、「これは危険!」と、妻達が身の回りの荷物をまとめている間に、2階の様子を見に上がると、同様に部屋は水浸しで家具や荷物が水浸しの状況になっていました。
スマホのライトでは水の浸入経路は特定できませんでしたが、どうすることもできず、義母を連れて早々に引き上げたのでした。
現場見分と業者手配
翌日は急遽会社を休んで、妻実家の見分をすることに・・・
漏電でブレーカーが落ちていたので、照明は使えず、締めきっていた雨戸を開けて外光を入れると、被災の状況が明らかに・・・
1階のリビングとキッチンは水浸し・・・
リビングは天井の半分のボードが落下・・・
テレビには水が掛かり、照明も水が入り込んでカバーが落下・・・
ソファーは直接水が掛かったようには見えないものの、床に溜まった水が下から染み込んだ形跡が・・・
キッチンも照明カバーが落ち、床下収納には水が入り込み、基礎にも水が溜まっている状況・・・
システムキッチンや吊り戸棚にも水が掛かったと思われるものの、細部や見えない部分の状況は不明・・・
玄関や廊下、洗面所や階段下収納も半日経過して既に少し乾き始めているものの、雨水に浸かった形跡が・・・
幸い義母が普段使っている和室とその隣の客室は雨水の浸入の形跡はありませんでした。
一方、2階はリビングとキッチンの上に位置する2部屋は、床のほぼ全面が濡れ、ソファーや棚、床積みしてあった段ボールが水に濡れ、染みができている状態でした。
雨浸入の原因調査
築30年の鉄筋コンクリートの造りで、過去雨漏りは全くなかったらしいので、「想定外の雨量で、屋上に溜まった雨水がひび割れ箇所から浸入したのでは?」と推測しましたが、屋上に上がって確認すると、排水のドレイン箇所は詰まっている感じはなく、雨水が大量に溜まるような構造でもないので、直接の原因ではなさそう・・・
2階の部屋の様子も確認しましたが、天井や壁のクロスに水濡れの形跡はなく、原因が不明のまま、2階バルコニーに出てみると、床面に敷かれたタイルが剥がれて、乱雑に重なった状態になっていました。
実家には義母が一人暮らしで、2階の部屋は全く使っておらず、雨戸も締めきったままだったので、普段のバルコニーの状態は不明でしたが、明らかに違和感があり、よく見ると排水部のドレイン周りには砂が溜まり、苔が生えているような状況でした(完全に詰まった状態ではありませんが・・・)。
さらに、コンクリ―ト壁で囲まれたバルコニーには、屋上からの配水管が2本来ていて、一旦バルコニーに排水し、ドレイン1ヶ所から流してしる構造で、怪しい感じが・・・
バルコニーのコンクリート壁の抜き穴の高さが、出入りする窓枠よりも高いため、排水が追い付かず、雨水が溜まると、室内に入り込む可能性が見えてきました。
窓部分を観察すると、雨水が窓ガラスの下部まで溜まった痕が残っていて、カーテンにもそれらしい染みが発生しており、おそらくバルコニーからの雨水浸入が原因と推測しました。
保険加入確認と諸々手配
現場見分と同時に、妻は火災保険の書類を探してもらいました。
建築時に35年の火災保険に加入していて、保証期間は令和11年まで・・・
さらに水災特約にも加入していたようで、うまくいけば保険が適用される可能性が出てきたため、片付けを始める前に現場の様子を写真に収めておきました。
午後からは、「罹災証明書」の発行申請とゴミの廃棄の相談のため、市役所へ・・・
帰宅後は、ハウスメーカーのリホーム会社に連絡を入れ、その週末に現場を見てもらい、修理見積りを依頼する手配を・・・
保険会社にも連絡を入れ、決定した担当者からの折り返し電話を待って、保険の適用についての条件を説明してもらいつつ、週明けの火曜日に鑑定人に来てもらい、現場を検証して審査を受けることになりました。
さらに、浸水漏電でブレーカーが落ちた状態のため、電気業者をネットで検索して、週末に漏電チェックと復旧の依頼をしたのでした。
2000年の東海豪雨の際は、車の浸水は経験したものの、家屋への浸水は初めての経験で、しかも妻実家のため勝手がわからず大変でしたが、被災の翌日までにここまで対応したのでした。