昼食はどこで・・・
秋田県に入り、R282を進むと、小坂町を経て、鹿角市の街中へ・・・
あらかじめネットで検索していた食堂を訪ねたところ、”都合により、しばらく休業”の案内があり、予定が狂いました。
その後、市街地で飲食店はいくつもあるものの、ポツンと1軒だけあるような好みのお店が見当たらず、そうしているうちに街の外れとなり、八幡平の西側入口に通じるR341への分岐となり進入・・・
R341はのどかな山村ルートで、飲食店は期待できそうになく、昼食を諦め、走りに徹することにしました。
しばらく走ると、北緯40度線のモニュメントがあり、そこを目印に八幡平アスピーテラインへと左折し、しばらく林間の上りルートが続きました。
火山活動が盛んで、地熱発電所もいくつかあり、温泉も点在しているので、いつの間にか硫黄の臭いがたち込めてきました。
八幡平は2011年10月に転職活動中にジムニーで訪れて以来で、その時の紅葉の景色とはかなり違いますが、懐かしさを感じつつ、ルートを上っていきました。
ちょうど12時を過ぎ、この先の大沼に前回の旅の際に立ち寄ったお店があったはずなので、そこで昼食と思いましたが、たどり着くとお店は閉店して営業しておらず、またしても昼食はお預け・・・
ドッと疲れが出てしまいましたが、向かいに新しくできていたビジターセンターに立ち寄ると、八幡平のステッカーをゲットすることができ、少し気分は回復・・・
八幡平のピークを目指して再び走り出しました。
雪の回廊は・・・
八幡平アスピーテラインを西側(秋田県側)から進入・・・
晴天に恵まれて暖かく、気分良く走ってどんどん標高を稼いでいきましたが、過去の走行時の記憶が曖昧なのか、何かイメージと違う気が・・・
標高は1500mを越え、展望台の駐車場にバイクを停めて、景色を眺めている際、地元岩手ナンバーのライダーさんによると今年は雪が3mくらい少ないとか・・・
確かに昔、セロー225Sで走った際は、もっと雪の量が多く、”雪の回廊”が続いていた記憶があり、これが違和感の理由だったようです。
それでも、天候に恵まれ、路肩スペースがある毎にバイクを止め、眺望を楽しみ、360°カメラで動画撮影もしながら最高地点の見返峠(1541m)を目指しました。
大渋滞の峠レストハウス
峠にはレストハウスがあり、峠の看板で記念撮影をし、少し休憩していこうと駐輪場に入ったのですが、満車で停めるスペースはなし・・・
GWで観光客や登山客、ライダーで賑わっていて大混雑していました。
出直そうと道路に戻ったのですが、峠で県境となり、岩手県側に下っていくと、上り車線は延々と車が渋滞しており、もはやUターンして峠に戻ることはできない状態・・・諦めてそのまま下っていくことにしました(秋田県側はほとんど混んでいなかったのに・・・)
右手側に独特の形をした岩手山の姿を見ながら、徐々に標高を下げていき、全長27kmの八幡平アスピーテラインを完走しました。
GWの洗礼
岩手県側のアスピーテラインの入口部分にはビジターセンターがあり、13:40、遅くなった昼食を取るため、立ち寄りました。
センターには食事コーナーもあり、混雑はしていたものの、待ちの人はそんなに見かけなかったので、食券を購入・・・
Noを確認すると197番でしたが、呼び出しの番号が140番台で50人待ち・・・
「本当に・・・?」と思い、様子を見ているとやはり順番通りのようで、「一体いつになるのやら・・・」と待つことになりました。
途中、待ち切れず食券をキャンセルする人もあり、最後には食券機も「準備中」を表示され、販売中止になりました。
この日のキャンプ地はすぐ近くで、先を急いている訳ではなかったので、気長に待ち、結局40分経って、注文した「中華そば」が出来上がり、この日の遅い昼食にあり付けたのでした。