ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

2024GW北海道ツーリング ~5/4 8日目②~

むかわ町たんぽぽ公園

R237で平取町に至り、昼食後は道道59-74のショートカットルートでむかわ町まで移動しました。

R235に入り、鵡川を渡ると見覚えのある景色が・・・

2021年のツーリング時にもここ鵡川の河川敷にある「たんぽぽ公園」に立ち寄ったのですが、まだ早かったのか、一面のたんぽぽを見ることができなかったことを思い出し、急遽リベンジで寄っていくことにしました。

前回の記憶を頼りに、住宅街を抜けて河川敷に出たのですが、黄色のたんぽぽの絨毯は見当たらず、今回も空振りに・・・

ツーリングマップルでは5月中旬からとあるので、まだ少し時期が早かったようです。

 

その後、道の駅「むかわ四季の館」に立ち寄り、ソフトクリームを食べて休憩・・・

いよいよ今回の北海道ツーリングも、残りはここから苫小牧へ移動するのみで、終わってしまうことを実感し、「いい旅だった・・・」という思いと、「寂しい。また来れるかな?」という思いが交錯しました。

むかわからR235で厚真町まで移動しましたが、産業道路のような殺伐としたこのルートは味気ないので、途中から道道259に入り、苫小牧を目指しました。

 

苫小牧フェリーターミナル到着

厚真町から国道ではなく、道道を繋いで苫小牧のフェリーターミナルを目指しましたが、ちょっと迷ってしまい、最後はGoogleMapのお世話になり、14:55、何とか到着しました。

これをもって、北海道内の走行は終了・・・

今夜19時発の太平洋フェリーで仙台に向けて出港し、明日仙台寄港後、明後日名古屋に着港となります。

乗船開始は17時からで、それまでに手続きを完了すればいいので、時間的には2時間ほど余裕があるのですが、何かあるといけないので、過去2回と同様、早めに到着するようにしていましたが、今回はこれまでよりも早く到着したため、乗船待ちのバイク置き場には先客は2台だけでした。

1台は仙台まで乗船する野田ナンバーのAfrica Twin、もう1台は仕事で名古屋赴任中の葛飾ナンバーのビックバイク(詳しくないので車種名不明)で、バイクのタイプやサイズはバラバラですが、それぞれのライダーさんと今回のツーリングを振り返ったり、荷物の積載法やステッカーの事など、乗船手続き開始までいろんな話をして楽しみました。

乗船待ちバイクの先客2台・・・いろいろ話せて楽しかった。

15:30、乗船手続き開始・・・

今回の客室は、1番安い2等和室を予約し、フェリー料金の内訳は下記の通りで、合計¥28700でした(今回も乗船するフェリーは「いしかり」で、この船には2等客室があるので、毎回これを利用)。

  ・2等客室(大人):¥12900

  ・バイク(50~400㏄):¥15800

手続き後は、ターミナル内の売店で夕食やおつまみ、パン、お菓子などの食料を買い、待合室で17時からの乗船開始を待ちました。

(苫小牧のフェリーターミナルの売店はコンビニに近い品揃えなので便利・・・)

待合室から乗船する「いしかり」を撮影

乗船・入浴・晩酌・出港・就寝

17時から乗船開始・・・

まずは仙台港で下船するバイクから乗船し、いつもよりも少し待たされて17:25から名古屋行きのバイクも乗船しました(20台くらいか?)

ローギアでハンドルを真っ直ぐのままでロックせず、荷物の積載はそのままでOK・・・

いつもの太平洋フェリーのバイク乗船スタイルで、荷物を解いて降ろさなくていいのは助かります。

 

船内で必要となる荷物だけ持って客室へ移動・・・

指定の2等客室に移動すると、これまで同様、コロナ対策として、雑魚寝スペース2名分を1名で使用し、隣とはカーテンで仕切られているスタイルのままで、ゆったり使え、仕切りもあるので、かなりお得感があるかと・・・

2等客室の個人スペース

ただ今年は、客室に10名ほどいて、混んでいる様子・・・

しかも小さな女の子2人連れの家族も同室となり、一抹の不安が・・・

バイク復活後、今回で4年連続でこのフェリーを利用していますが、1室3~4名ほどの利用者だったのに、今年はかなり乗客が多いと感じました。

部屋に荷物を置いて落ち着いたところで、いつものようにお風呂に行き、さっぱりした状態で出港を待つことにしました。

 

風呂から上がると、18時を過ぎ・・・、ちょうど夕暮れ時・・・

外に出てると、支笏湖方向の山並みに沈む太陽が見え、一昨年にも見た同じ光景の再現となって、懐かしく沈みゆく太陽を見守っていました。

一昨年と同じ夕焼けの景色が・・・

周りの乗客も一生懸命この夕暮れの様子を写真に収めていましたが、よく見ると、中国や韓国の旅行者が多く、コロナの規制緩和後、外国人旅行者がかなり戻ってきていることを実感しました。

夕焼けを眺めた後、出港と共に、夕食/晩酌を始めようとサッポロクラシックを買って、ラウンジの空席を探しましたが、乗客が多いのか、空きがなく、辛うじて後方の通路沿いソファーをキープしました。

お昼のかつ丼でお腹はそれほど空いてなかったので、夕食は簡単におにぎりで済ませ、その後は買い込んだつまみでビールと焼酎お湯割りをすすり、今年の北海道旅終了の余韻に浸りました。

道内各所で買い込んだおつまみ

ビールの後は、焼酎をちびちびと・・・

21時過ぎ、消灯の22時には少し早いですが、客室に戻り、耳栓と顔にハンドタオルを掛けて横になると、アルコールも効いたのか、眠りに就くことができました。

 

道内日目まとめ

道内6日目の走行距離は241km。

これで今回の北海道ツーリングの6日間に及ぶ道内走行は終了となりました。

いつものことですが、寂しいという気持ちと、無事に走り終えてほっとした気持ちが入り混じっていました。

今回は天候に恵まれ、結局カッパを着ることはありませんでしたが、風の強い日が多く、走行中やキャンプ時に悩まされました。

それでも、ほぼ予定通りのルート(往きのフェリー内でルート変更)で巡ることができ、大満足の旅となりました。

道内6日目の走行ルート

ただ、大満足と言っても、これで終わりでなく、

 ・今回一番楽しみにしていた礼文島

 ・今回は立ち寄れなかった利尻島

 ・雨で断念した宗谷丘陵や白い道

 ・しばらく訪れていない知床や野付半島

など、北海道への思いは尽きることなく、「またいつか・・・」「違う季節に・・・」と思いを巡らせるのでした。