理想的なキャンプの朝
今回の北海道ツーリングの最終日の朝は4:55に起床・・・
テントから顔を出すと真正面の山から既に太陽が昇っていました(日の出を見過ごしたぁ~)。
天気は快晴で、風もなく穏やかで、鳥のさえずりが聞こえ、正面は十勝平野、右手には日高の山並みが眺められ、理想的なキャンプでの朝となりました。
最終日のこの日は、ここ士幌町から苫小牧西港のフェリーターミナルまで移動するだけで、特に大きな目的地はなく、この天候は少々勿体ない気もしましたが、今回のツーリング中、雨には降られたものの、カッパを着ることなく対応でき、天気には恵まれたので(強風には相当悩まされましたが・・・)、贅沢は言えません。
あまりに天気がいいので、早速テントから外に出て、椅子に座り、定番の菓子パン+野菜ジュ―スの朝食を食べました。
6時前から、周りのキャンパーも起き始めたので、静かに片付けを開始・・・
この日は、先を急ぐ行程ではないので、のんびりと荷物をまとめ、駐車場からバイクをサイト内に移動して、荷物を積み込み、7:45キャンプ場を出発しました。
いつもの白樺並木へ
キャンプ場を発って、高原を下る前に、キャンプ場の前の道をもう少し上った所にある展望台に寄って行くことにしました。
展望台では、キャンプ場よりも遮る物がないので、より広大な十勝平野や日高山系の眺望を見ることができました。
その後、高原を下ってR274に出て、そのまま南下して音更町の白樺並木の撮影ポイントに向かいました。
このポイントは、このエリアを通過する時には必ず立ち寄る場所で、前回は3年前2021年のバイク復活後の北海道ツーリングの際・・・
到着した白樺並木は前回に比べて新緑が進んでいて、天気にも恵まれ、いい写真が撮れて満足しました。
久々の日勝峠越え
牧草地に防風林、前方には日高山系の山並み、右側遠方には然別や大雪山系の残雪の山々があり、キョロキョロと周りの十勝らしい景色を眺めながら走りました。
鹿追町では道の駅「しかおい」に立ち寄り、ちょうど9時で開店に合わせて休憩・・・
その後、ホクレンにも寄って、道内最後になるであろう給油を済ませました。
(5.47L→燃費42.2km/L、¥902、@165)
ここからはR274で清水町を通り過ぎ、日勝峠へと続く上りルートへ・・・
日勝峠越えのこのルートも過去にほとんど走った記憶がなく、もしかすると1995年のツーリング以来で、約30年ぶりとなります。
今となっては道路も整備されて、様変わりしているでしょうが、昔の面影を探しつつ、このR274ルートを駆け上って行きました。
R274は交通量が多いものの、登板車線が整備された立派な道路のため、そんなにストレスを感じることなく走行・・・
峠では記念撮影を期待していましたが、峠部分はトンネルになっていて、入口手前に峠の看板はあったものの、停車できるスペースが見当たらず、そのまま流れに乗ってトンネルに進入・・・ちょっと残念でした。
トンネルを抜けると、R274は日高町まで緩やかな下りが延々と続きました。
ただし、交通量が多く、片側1車線のため追い越しもできず、ただ流れに乗って進むのみ・・・
鹿追を発って1時間半、少々疲れを感じ始めた頃、日高町の道の駅「樹海ロード日高」に到着しました。
北海道最後の食事処を求めて・・・
道の駅「樹海ロード日高」は、かなり混雑していたので、早々にお土産とトイレを済ませて出発・・・
一昨年のツーリング時は、ここからR274で夕張を経由し、苫小牧のフェリーターミナルに向かったので、今回はR237で平取町に行き、むかわ町を経由して海岸沿いのルートにしました。
R237は交通量が少なく、晴天で山の新緑もきれいに映えて、気分良く快走・・・
ちょうど昼時になるので、今回の北海道最後の食事を食べるため、ネットでルート沿いのお店を検索し、クチコミ件数の多いお店の中から平取町の「ドライブインユーカラ」を選んで立ち寄りましたが、12時過ぎで混んでいて「1時間待ち」と言われ断念・・・
仕方なく、市街地にある味処「いこい」さんに立ち寄り、何とか座ることができました。
このお店は地産地消を売りに地元の黒豚を使ったメンチカツがおすすめでしたが、私の外食時の定番である「かつ丼(¥1000)」を注文・・・
普通の玉子とじのかつ丼でしたが、かつ(肉)は確かに美味しかった~