ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

旅の写真から ~その13~

 結婚した前年の1997年は、GWに現時点では最後の北海道ツーリング(将来、またツーリングする夢は持ち続けていますが・・・)から帰った後、早くも頭の中には夏の北海道が浮かんでいました。それまで、何度となく北海道を旅したものの、夏の北海道は経験がなく(7月初旬の旅はありましたが・・・)、また、マイカーで道内を走るという夢も実現できないままでいました。
 夏の北海道と言えばラベンダー。ちょうど7月後半が見頃ですが、勤めていた会社は7月末に3連休があったものの、そんなに長い休暇は取れず、フェリーを利用すると3日間は潰れてしまうという問題がありました。ところが、敦賀-小樽間で高速船が航行するようになり、これまでよりも早い21時間で北海道に渡れるようになったため、フェリーでの往復は2日間ですむようになりました。また、有休を2日ほど取って5連休にし、更にフェリーの敦賀出港は23時過ぎと夜遅いため、出発日は定時まで仕事をした後、そのまま敦賀に直行しすれば、道内に3日間滞在できることになり、この年の7月末に初めてマイカーでの夏の北海道に旅立ちました。
 旅の2日目、20時過ぎに小樽港に初めてマイカーで上陸し、そのまま北竜町まで走って道の駅に車を停め、車中で夜を明かしました。そして夜明けと共にひまわり畑に立ち寄り、日本一のスケールの大きな景色を眺め、愛車ジムニーと共に写真におさめました(写真1枚目)。
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 続いて、雨竜町に移動し、山腹に広がる雨竜沼湿原を散策するため、車を降り登山道を歩きました。1時間ほどかけて湿原にたどり着いたものの、山の上は小雨混じりのあいにくの天候で、期待していた絶景を見ることはできませんでしたが、「また、いつか訪れたい。」と今も思い続けています。
 この後2日間は、美瑛の白金温泉キャンプ場にテントを張って連泊し、ここを起点に美瑛・富良野を巡りました。何ヶ所もラベンダー園を訪ね、一面紫のラベンダーの丘(写真2枚目)や、いろんな花で彩られた風景(写真3枚目)を眺め、初めて見るその美しさに感動しました。
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 また、何度となく訪れた美瑛・富良野も、夏は緑が濃く、作物が育って、それまでとは違った景色を見せてくれ、新鮮な気持ちで楽しむことができました(写真4・5枚目)。
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 この旅では、同じく車で一人旅中の会社の同僚と美瑛の駅で落ちあい、肉や毛ガニなどの食材と共にビール、ワイン、日本酒などを大量に買い込んで(写真6枚目)、キャンプ場で夜遅くまで飲み喰いして楽しんだりもしました。
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 マイカーでの旅は、バイクとは違い、車中で寝たり、大量に食材を運んだり、また、カメラ機材もすべて持参するなど、今までの旅とは違ったスタイルを経験することができました。美瑛・富良野をじっくりと時間をかけて巡り、晴天にも恵まれ、思う存分写真も撮ることができて、独身最後の北海道を満喫することができた旅になったのでした。

 最後に、撮った写真の中からポツンとした雰囲気の漂う写真を何枚か紹介します。
 富良野の八幡丘で1本だけポツンと咲いていたひまわり(写真7枚目)
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ラベンダーの中でポツンと1輪だけ咲いていたポピー(写真8枚目)
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美瑛の丘で1本だけポツンと立っている木(写真9枚目)
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夕張に向う山道でポツンと座って餌をおねだりするキタキツネ(写真10枚目)
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