ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

旅の写真から ~その⑥~

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昔の旅の思い出を紹介します。
 1995年は、北海道病(北海道に行きたくて仕方ない症状)がピークの時で、この年は2月、5月、7月に続き、秋の北海道を楽しみたくて10月にも旅立ちました。この旅の目的は、北海道の中央に位置する大雪山系をぐるりと周り、紅葉と温泉を堪能するというもの。従って、移動手段としてバイクを選んだものの、秋のこの時期にフェリーを使う長期の休みは取れないので、飛行機で空輸するジェットツーリングで4泊5日の旅に出かけました。
 初日は千歳空港に到着後、日勝峠を越えて十勝へ。そこから、大雪山系の秘境トムラウシの入り口にあたるキャンプ場でテント泊。今にも野生動物が出てきそうな大自然の中、周りに人の気配もなく、なかなかスリリングなキャンプを経験しました。
 2日目は、大雪山系の懐深くにある秘湯ヌプン温泉を目指し、紅葉と薄っすらと雪化粧した景色の中(写真1枚目)、約40kmも続くダートの道を走行。途中、何度も鹿と出くわしながら、目的とする温泉に辿り着いたものの、CM撮影のため温泉に入ることができないというハプニングに会いました。楽しみにしていた温泉だけに残念でしたが、代わりに、トムラウシ温泉や管野温泉を楽しみました。
 3日目は、士幌高原のキャンプ場で雄大な朝焼け(写真2・3枚目)を眺めて始まり、大雪山系の東側を反時計回りに巡り、然別湖糠平温泉に立ち寄った後、三国峠を越えて層雲峡へ。紅葉の景色(写真4枚目)を楽しんだ後、一気にバイクを走らせて美瑛・白金温泉のキャンプ場へ移動しました。
 4日目は、富良野を中心に丘を巡り(写真5枚目)、夕張へ移動。最終日は再び、新千歳空港から帰路につきました。
 この時期の北海道は訪れる旅人やライダーも少なく、キャンプ場はほとんど貸切状態。寂しい感じもしますが、その分北海道の秋と少し早い冬の気配を楽しむことができます。この旅から10年以上経過し、今でもあの自然が残っているか心配ですが、いつかまた同じようなルートで出かけてみたいと思わせる、そんな思い出深い旅になりました。