１９９５年から９６年にかけては、まさに北海道にはまっていた時期で、年に４～５回のペースで旅（というか通っていた？）していました。９５年もＧＷの道南ツーリング後、今度は
「夏の北海道を訪れたい！」
「ラベンダーを見てみたい！」
という思いから、すぐに次の旅を計画。結局７月の初めに、３泊４日の旅に出発しました。
ただ、さすがにバイクツーリングするほどの長期休暇は取れないので、北海道へは飛行機で一気に渡り、道内は列車やバスを利用して移動することにしました。また、宿も予約せずに、自由気ままに巡ることができるよう、この旅の前に１人用テントと大型のザックを購入し、すべてキャンプの予定で出かけました。
目指す場所は、大好きな美瑛・富良野。美瑛では列車を降り（写真１枚目）、ＭＴＢを借りて丘巡りをし、上富良野に移動して日の出公園でキャンプ（写真２枚目）。ここで初めて念願だったラベンダーを見ることができました（写真３枚目）。２日目には、バスに乗って十勝岳の麓へ移動し、温泉を楽しんだ後、今では有名になった吹上温泉近くのキャンプ場にテントを設営（写真４.・５枚目）。そこで、多くのつわものライダー達と知り合い、夜遅くまで語り合ったのも今となってはいい思い出です。
翌日の３日目は、朝からあいにくの雨になり、他のライダー達と共に、このキャンプ場に連泊することになりました。吹上温泉に行ったり、街までバスで降りて買い出ししたり、ライダー達と話をしたり、あるいはテントの中でゴロゴロしたりと、これまでの旅では経験のない、のんびりした時間を過ごしました。最終日には、このキャンプ場で知り合ったライダー達に見送られながらバスで下山。予想外の展開で思わず目頭が熱くなりました。
この旅は、天気に恵まれず、移動も少ないものでしたが、代わりに多くの出会いや感動を得ることができ、思い出深いものになったのでした。
