思い出の龍飛崎へ
下北半島から陸奥湾をフェリーで渡り、12:05、津軽半島の蟹田港に到着・・・
ここから、今回の東北ツーリングで大間崎と共に楽しみにしていた龍飛崎を目指しました。
海岸沿いの国道を避け、今回は半島の内陸部を横切る県道12、14でショートカット・・・
半島の北岸、今別町でR339に合流し、ここからは海岸沿いのルートで北端の龍飛崎を目指しました。
竜飛崎は2003年のGWに、結婚後、乗らなくなって放置状態だったセロー225Sを手放した後、ツーリングにもう行けなくなったことが無性に寂しくなり、中古で衝動買いしたリトルカブで訪れたことがあり、いろいろな思い出の詰まった場所・・・
いつか再訪したいと思い続け、ようやく今回実現しました。
そんな経緯もあり、気持ちが自然とはやる中、グッと抑えて慎重に進んでいきました。
強風の龍飛崎
半島の北端に近づき、最後に海岸沿いのR339から離れて高台に登りきると龍飛崎・・・
フェリーで津軽半島に渡った時から、風が強くなってきたことは感じていましたが、高台に登ると、さらに風は強さを増し、バイクが煽られるほど・・・
13時を過ぎていたので、まずは腹ごしらえのため、1軒だけポツンとある「たっぴ食堂」に立ち寄りました。
少し傾斜のある砂利敷きの駐車場のため、バイクが強風で倒れないか、気にしつつ入店・・・
たくさんあるメニューの中から、松川カレイの丼「マツカワ丼(¥1950)」が目に留まり注文・・・
淡白でプリプリの身で、じっくりと味わいながら食べました。
食事後、さらにもう1段上の高台にある駐車場に移動・・・
訪れる人が多く、ほぼ満車の中、端っこにバイクを停めて、まずは灯台まで散策・・・
風はかなり強いものの、晴天で見晴らしが良く、青い空と白い灯台、対岸の北海道を眺めました。
見学後は、駐車場横にあるお土産屋さんへ・・・
3軒続きのお店は、2003年当時の面影そのままで、懐かしさが込み上げてきました。
バイク道具を満載した原付のリトルカブで急坂をヘロヘロになりながら進み、龍飛崎にたどり着いた際、やさしく声を掛けてくれたお土産店のお姉さんに再会できればと、そのうちの1軒に入店・・・
直接確認はしなかったものの、当時のお姉さんと思われる人に会うこともできました。
そんな昔の思い出に浸り、念願だった再訪を果たして満足し、龍飛崎を発ちました。
前回のルートを逆に辿って・・・
R339通称「龍泊ライン」で五社川原を目指し出発・・・
眺瞰台(ちょうかんだい)と呼ばれる峠まで上った後、今度は海岸線まで一気に下るルートになりますが、ヘアピンカーブが連続し、なかなかの道・・・
前方にはきれいな海岸線があるのですが、バイクを停める場所もなく、景色を眺めて走る余裕もないまま、連続するカーブを1つずつクリアし、海岸線まで下っていきました。
前回2003年にリトルカブで訪れた際は、ただでも非力なカブにキャンプ道具を満載していたので、このルートを逆方向の上りで挑んだ際には10km/hも出ない状態で、ローギヤで上り続けたことが思い出されました。
峠越えのルートを走り終えると、海岸ギリギリのルートとなり、2003年走行時の印象が強かったのか、所々で憶えている景色に出会い、懐かしく感じながら走りました。
こうして十三湖まで走ると、R339は大きく左折し、五所川原市街へ・・・
自分はそのまま真っ直ぐに県道12へと入り、つがる市方面へと向かいました。