白鳥の湖 クッチャロ湖の朝
道内2泊目のキャンプ地となったクッチャロ湖畔で朝を迎え、4:15に起床・・・
雨が本降りで、風も少しあり、予想外の天候でガッカリ・・・
スマホアプリで雨雲レーダーをチェックすると、雲はなく、昨日同様、当てにならない状況でした。
テントの中でお湯を沸かし、コーヒーを飲んだ後、昨日買っておいた菓子パンと野菜ジュースで朝食を済ませ、テント内の荷物から片付けを始めました。
雨が小降りになったタイミングで、湖畔を散策・・・
ハクチョウなどの水鳥が多く飛来し、羽根を休めるクッチャロ湖は、28年前に立ち寄った時も、多くのハクチョウがいましたが、今回も出会うことができました。
ハクチョウは、昨夜は暗くなってからも鳴き声を交わしていましたが、朝のこの時間は、首を折り曲げ静かに休んでいました。
散策を終え、小雨の降る中、テントの撤収とバイクへの積み込みを開始・・・
終わった後、屋根のある場所で空の様子を眺めてきましたが、雲の切れ間はなく、雨が止む気配はないので、カッパを着込み、8:00頃キャンプ場を出発しました。
風雨の中の耐久走行
キャンプ場のある浜頓別町からは国道238を紋別、網走に向けて南下・・・
28年前にも猿払村から同じルートを南下しましたが、海岸線の単調な道が続き、紋別まで100km以上あるので、ひたすら走った思い出があります。
今回はさらに雨降りの中の走行で、さらに途中からは風も強まってバイクが煽られるようになり、緊張した走行が続きました。
耐久走行が続き、体が固まって疲れも感じられたので、キャンプ場を出発してから1時間半、90kmほど走ったところで、雄武町の道の駅に立ち寄りました。
バイクを降りると、予想以上に体がカチコチ・・・カッパを脱いで固まった体をほぐし、冷えた体を温めようと自販機を見ましたが、ホットの飲み物はなく、開店直後で準備中の店内カウンターでコーヒーを注文・・・しばらく待って出来上がったばかりの温かいコーヒーを飲んで体を癒しました。
雄武町の道の駅でホットコーヒーを飲んで復活した後、外に出ると雨が上がり、薄っすら陽射しが射し始めていました。
天気の回復の兆しが見えると、自然と元気が出て、再び紋別に向けて国道239を走り出しました。
紋別には10:40頃到着・・・給油を済ませ(燃費は40.73km/L)、休憩も兼ねて道の駅「オホーツク紋別」の近くにあるカニのハサミの巨大モニュメントに立ち寄り、記念撮影しました。
その後は青空の下、交通量の多くなった国道239を流れに乗ってさらに進み、湧別町を経てサロマ湖に・・・
サロマ湖では、人気の帆立バーガーを食べてみたくて、海産物直売所「北野水産」さんに立ち寄りました。
メニューを見ると、サーモンバーガーもあって気になってしまい、結局帆立バーガーと共に注文・・・
どちらも揚げたての帆立とサーモンのフライが入っていて、野菜も多く、ボリューム満点で美味しく、大満足でした。
能取岬再訪
バーガーを2個食べて満腹状態で、その上陽射しも強くなって少々暑くなってきたので、久しぶりにカッパの上着を脱いで、国道239を走り出しました。
サロマ湖の次は能取湖に到着しましたが、まだ時間は早いので、一旦国道を離れて湖岸に沿った道道76へと入り、能取岬を目指しました。
能取岬も28年前のツーリング時に立ち寄った懐かしい場所で、どんな風に変わっているのか、面影は残っているのか、楽しみにしながら先に進みました。
海沿い・林間のルートを抜けると、急に視界が開け、見覚えある黒白の岬の灯台が見え始め、牧草地の岬を囲むように海が広がり、なかなかの眺め・・・
灯台周りはさすがに整備されていて、立派なトイレと駐車場があり、昔1軒だけポツンとあったお店は無くなっていました。
そんなことを思い出しながら、バイクを降りて、遊歩道を歩き、灯台周りを散策・・・
遠くには知床半島の山々を眺めることができ、朝の出発時の天候を思えば、この天候の回復と景色は期待していなかったので大満足でした。
~5日目②に続く~