７月までの週末はＳＷＨとの打合せの日々、その後は仕事が忙しくなって土曜日は毎週出勤で家族サービスも疎かになっていたので、「８月最後の日曜日くらい夏らしくプールにでも連れて行くか！」と思い立ちました。我が家には５歳と３歳の男の子がいるのですが、親の私がお水系（？）が苦手なのと、内心「弛んだお腹を出したくない。」という思いがあるため、これまで１度もプールや海水浴に連れて行ったことはありませんでした。「このままでは親と同様、水泳の苦手な子供になってしまう・・・」という思いもあったのでプールに連れて行くことにしたのですが、折角の貴重な日曜日、実家近くの建築現場の様子も見てみたいので、考えた末、私が子供の頃に連れて行ってもらった実家近くの天然プールに行くことにしました。
高速を利用して３０分、実家近くの建築予定地を見学した後、更に約２０分で目的地に到着。ここは国定公園にもなっている渓谷で普通のプールと川をせき止めた天然のプールがあり、幼い頃、この川の水が異常に冷たかった印象が強烈に残っている懐かしい場所です。約３５年ぶりに今度は子供を連れてやってくることになりましたが、プールや川の様子は昔のままで、月日の流れは感じられず不思議なほどでした。子供達は、幼稚園のプール以外は初めてにも関わらず大はしゃぎし、特にいつもは何かと慎重な長男が渓谷を上へ下へ歩き回ったり、プールでは浮輪を使ってすぐにバタ足泳ぎができるようになったり、自分でたこ焼き屋台で注文を言ったりと、再発見することばかりで、親としては喜ばしい１日になりました。
今年の夏はもう終わりますが、来年の夏は実家近くのＳＷＨの新居で迎えることになります。実家の周りには、今回のプールのように、私が子供の頃遊んだ思い出の場所がたくさんあり、こうした場所に今度は自分の子供を連れて行って同じ経験を“親から子へ”伝えてあげられることが、楽しみであり、幸せに感じた、８月の最後の日曜日になりました。
