初めての晴れた朝
道内キャンプ4泊目の朝は4時前に起床。
予想通り冷え込みはきつかったのですが、外は静かで、雲はなく、今回のツーリングで初めて晴天で朝を迎えられそうです。
日の出までまだ時間があるので、お湯を沸かしてコーヒータイム・・・
太陽が登った後、気持ちいい朝を迎えたので、湖畔の散歩に出かけました。
湖面は波もなく静かで、屈斜路湖を囲むカルデラの山々もはっきり見えました。
和琴半島に無料の露店風呂と共同浴場があり、今回は露天風呂に入ることにしました。
とは言っても、この露天風呂は湯温が高めで、かなりの気合が必要です。
ヒリヒリと痛みを感じながらも何とか肩まで入り、出た時には体はまっ赤になっていました。
早朝の温泉を楽しんだ後、キャンプ場に戻ると、テントサイトには朝陽が射し込んでいて、あまりにも気持ちがいいので、濡れていたカッパ、グローブ、ブーツカバー、寝袋などを干し、自分もぼんやり日向ぼっこをしました。
途中から、宮城ナンバーのハーレーライダーさんに話しかけられ、荷物の積載のことや天候の変化に振り回されている今回のツーリングのことなど、いろいろ話をしました。
その後はゆっくりと片付けを進め、7:30過ぎに積載完了・・・
ようやく朝から晴天となり、この日はカッパのパンツは寒さ対策で履いたもの、カッパの上着とブーツカバーは初めて着用せず、キャンプ場を出発しました。
再び美幌峠へ
キャンプ場からは、前日下って来たルートを逆走し、美幌峠へ・・・
前の日は疲れと不安を抱えて走って来たルートを、この日は朝からの晴天で、浮き浮きした気分で駆け上がって行きました。
峠には8時頃到着・・・前日とは異なり、風もなく穏やかで、まだ人の少ない展望台でじっくりを屈斜路湖の景色を眺め、撮影を楽しみました。
峠から湖の反対側、これから向かう西の方角を眺めると、雪化粧の大雪山系の山並みがきれいに遠望でき、予想以上の快晴であることを実感!
はやる気持ちを抑えつつ身支度をして、前日に暗い気持ちで登ってきた国道243を美幌の街を目指して下って行きました。
途中、道路脇に白樺の並木が続き、前日は気付いていなかったことが不思議なくらい・・・
天気も大切ですが、気分次第で見える景色も違って来ることを感じた場面でした。
~7日目②に続く~