セローのオイル交換を行った後、エンジンの調子を確認したくて、その週末の11/8日曜日、ふらっと岐阜県多治見市まで出かけてきました。
目的地は「虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)」・・・
鎌倉時代に開創された臨済宗の禅寺で、「観音堂」と「開山堂」は国宝に指定されており、樹齢約700年の大銀杏も有名な場所です。
ロードバイク(自転車)に乗り始めた20代の頃にショップ主催のツーリングで訪れたことがあるはずですが、記憶がほとんどなく、今回再び訪れることで、昔の記憶を呼び覚すことにしました。
永保寺には10時過ぎに到着・・・
少し離れた所に無料の駐車場があり、警備の方が丁寧に挨拶/誘導してくれました。
お寺まで通じる坂道を下って行くと、本堂や庭園が見え始め、思っていた以上に立派で、紅葉も見頃で、タブレットで写真を撮りながら散策を始めました(一眼レフカメラを持ってこなかったことに後悔・・・)。
訪れる参拝者も多く、そんな中に混ざって、境内を順に巡りましたが、昔訪れた時の記憶にあるのは大銀杏の木だけ・・・
逆に新鮮な気持ちで素晴らしい景観を眺めることができました。
大銀杏の木は残念ながら黄葉にはまだ少し早かったようで緑のままでしたが、スケール大きなその姿を写真に収め、永保寺を後にしました。
その後、昼食を食べるために土岐市へと移動・・・
永保寺から県道385号で土岐市街へと向かいましたが、途中土岐川に沿ったこのルートは道幅が狭く、山も迫って峡谷のようになり、眼下の土岐川も岩肌を削った流れになって、景観が一変しました。
主要国道19号から山を隔てた1本北側のルートなので、市街地からも離れていないのに、思わぬ景観がこんな場所にあることに驚くと共に、昔ロードバイクでここを走った記憶が蘇りました(完全にこのルートは忘れていました・・・)。
土岐市では10月に初めて訪れた「加登屋食堂」に再び立ち寄りました。
開店から15分ほど経過していましたが既に満席で、前回同様ライダーの数も多く、やはり人気店のようです。
空席待ちをした後、家族で訪れた前回、次男が注文した「唐揚げ定食(5ケ)」(¥1030)を注文・・・(ちなみに唐揚げ定食は3ケ、5ケ、7ケで選択可能)。
このお店の唐揚げは1個が大きく、さすがに5個を完食は無理なので、2個だけ食べて3個は持ち帰り、家族へのお土産としました。
唐揚げ2個だけでも満腹となり、この後、いつもの国道363号に出て、自宅へと帰りました。
走行距離は短かったですがオイル交換後のセローの調子を確認し、昔の記憶を辿りながら美しい景観に出会うことができ、さらにお腹も満腹になって、充実した秋の休日となりました。