先週末の土日は、週間予報で早くからと晴天になりそうだったので、どこかツーリングに行こうと計画していました。
2月のバイク納車&復活以降、週末にあちこち出掛けたので、少々行き先はネタ切れ気味・・・
そんな中、「梅雨の時期と言えば、あじさい!」ということで、愛知・岐阜県下のあじさいの名所を検索し、その中で岐阜県関市の板取川沿いに「あじさいロード」と呼ばれる魅力的ルートがあることを知り、そこを今回のツーリングの目的地にしました。
「あじさいロード」は関市の板取川に沿った国道256号と県道52号をつなぐ約24kmの区間で、道路沿いに植えられたあじさいが6月中旬から7月初旬にかけて咲き誇り、「日本の道100選」にも選ばれています。
また、板取川は東海エリアの中でも鮎釣りで有名な川で、以前から知っていたものの、板取方面にこれまで出かけたことがなかったので、週末を楽しみに迎えました。
できるだけ混雑を避け、朝の涼しくて心地よい風を感じながら走りたくて、日曜日の朝6時に自宅を出発・・・
国道41号を北上し、愛知県犬山市から木曽川を渡って岐阜県美濃加茂市へと入りました。
そこからは国道418号で西進し、関市武芸川町でツーリングマップルの情報を頼りに県道59号へと入り、峠越えの後、沿道の「寺尾ヶ原千本桜」のルートを走りましたが、想っていた以上に見事な桜並木で、いつか桜の時期に訪れたいと思ったのでした。
この県道を走り終えると、いよいよ板取川の沿いのルートとなり、国道256号へと入って北上・・・
透明度の高い、まさに清流と言える板取川の流れを眺めながら快走し、8時過ぎに最初の目的地「名もなき池」に到着しました。
根道神社の鳥居・参道横にある小さな「名もなき池」は、透明度の高い湧水の池で、睡蓮の花と優雅に泳ぐ錦鯉の姿が、モネの代表作「睡蓮」のようであることから、通称「モネの池」と呼ばれ、口コミやテレビで紹介されたことで、人気のスポットとなった場所です。
私もテレビでその存在を知り、今回のツーリングで「あじさいロード」沿いにあることを知り、立ち寄ったのでした。
朝まだ早い時間にも関わらず、一番近い第1無料駐車場はほぼ満車・・・
バイクもすでに数台停まっていて、多くの人が訪れていました。
早速、バイクを降りて池の周りを散策・・・
朝早いせいか、あるいは時期が早いのか、スイレンの花は蕾の状態で咲いておらず、また錦鯉達もどこかでお休み中か、ほとんど姿が見えませんでしたが、それでも透明度の高い池の様子は、まさに絵のようでした。
一眼レフカメラを持ってこなかったことを少々後悔しながら、タブレットで撮影し、このちょっと不思議な風景を楽しみました。
(次回2/3に続く)