天気の良かった先週土曜日、静岡県浜松方面にツーリングに出掛けました。
今回、浜松を目的地にしたのは、
①お気に入りのYouTubeで浜松のバイク神社が紹介され、行ってみたくなった。
②GWの北海道ツーリングを前に200km/日以上の走行を経験しておきたかった。
③浜松は子供が小さい頃に泊まりで出掛けたことがあり、仕事でも何度か
訪れた懐かしい場所で久しぶりに行ってみたい。
④お土産で餃子を買ってきたい。
などの理由があったからです。
浜松は、高速を使えば1時間半くらいで行けるのですが、なかなかプライベートで出掛けることはなく、疎遠になっていました。
でも、いざツーリングの目的地に決めたものの
・往復の走行距離は250㎞以上になる
・できれば高速は使いたくない
・私の体力・気力がもつかどうか心配・・・
などの理由で、出発まで気が重い状態でしたが、「行動を起こさなくては!」と思い早起きして、7時半に自宅を出ました。
行きはとりあえず一般道を利用することにし、愛知県下のR1をはじめとする主要国道をひたすら走りました。
さすがに豊田、岡崎、豊川、豊橋と市街地を抜ける時は交通量・信号が多く、予定以上に時間が掛かりましたが、それでも何とか静岡県へと入り、浜名湖に到着しました。
途中、R1の潮見バイパスで、トンネルを下って行くと、正面に太平洋が広がり、海に飛び込むような感覚・・・!
高速バイパスを走行中で写真が撮れないのが残念でした。
その後の海岸線を右に見ながらの快適ロードが続き、浜名湖が海とつながる箇所にかかる「浜名大橋」を渡ってR1を離れ、R301で少し戻って浜名湖の「弁天島海浜公園」に到着しました。
公園は春の陽気に誘われて、釣りを楽しむ人が多く、賑わっていましたが、駐車上の背後に立ち並ぶ観光ホテルは、新型コロナの影響で「宿泊客が少ないのでは?」と心配になってしまいました(子供が小さい頃、泊まったホテルもあったので・・・)。
海沿いの駐車場にバイクを停め、今走ってきた「浜名大橋」とシンボルである弁天島の赤い鳥居を背景に写真を撮って楽しみました。
この時点で走行距離は100kmを越え、自宅を出てから4時間経過(11:40)・・・
予定よりも遅いので、先を急ぐことにしました。
次の目的地はバイク神社こと、「大歳神社」(おおとしじんじゃ)・・・
浜名湖からR1経由で20分ほどの所にあります。
神社はわかりにくい所にあり、途中からGoogleマップのナビを利用・・・
ただし、私の場合、スマホは画面(文字)小さすぎて、タブレットを利用しており、バイクに固定するホルダーをまだ付けていないので、途中何度かバイクを停めてナビをチェックすることになりました。
13時、迷ったものの、今回のツーリングのメインである「大歳神社」に到着・・・
駐輪場には30~40台くらいバイクが停まっていて驚きました。
浜松は国内バイク4メーカーのうちの3社(ヤマハ、ホンダ、スズキ)の発祥の地ですが、バイク神社があったり、ライダーが多いのも少なからず影響しているのでしょう。
ここバイク神社では、バイクのご祈祷もあるようですが、今回は納車間もないセローでの安全を祈願し、お守りを購入しました。
お守りは7色?ほどの用意されていて、迷いましたが結局黄色を選択・・・
バイクに取り付けできるように透明チューブに入っていて、リング状にロックできるようになっており、早速ハンドルの左側グリップ近くに取付ました(手作りのステッカーのおまけ付き・・・実はこれも欲しかった!)。
神社の後は、浜松市をさらに北に移動し、時間は14時を過ぎていたので、途中見かけた小さなラーメン店で遅い昼食をとりました。
「僕家のらーめん」 豚うるわしラーメン ¥750
あっさり魚介スープで、麺には弾力があり、大きなチャーシューの味もしっかりしていて美味しいらーめんでした。
入店後、すぐに荷物かごを2つも用意してくれたり、支払いの時の笑顔での対応も素晴らしく、近ければまた来たいお店でした。
偶然飛び込みで入ったラーメン店でしたが大当たりで、帰宅後調べてみると、浜松で人気のお店だったようです(納得!)。
昼食後、すぐ近くにある農産物直売所に立ち寄りました。
ここに立ち寄ったのは餃子を購入するため・・・
しかも浜松餃子ではなく、磐田餃子を買うためです。
浜松餃子は有名で美味しいのですが、隣街の磐田でも「まるかわ」という有名店があり、先日会社の同僚が半生冷凍のお持ち帰り品をお土産で買ってきてくれました。
レシピに従って家で焼いたのですが、これが抜群に美味しく、独特の甘みと旨味の詰まった餃子をまた食べたくて、この直売所で購入できると聞き、立ち寄ったのでした。
同僚へのお土産も含め3セット(20個入/セット)を購入・・・
持参したリュックに冷たい餃子を詰めて帰路につきました。
この時点で、時間は15時・・・
往路と同様、一般道となると、5時間以上はかかりそうで、50代のおじさんライダーには体力・気力的にきついので、途中から高速を利用することにしました。
R257のこの区間の走行は初めてでしたが、交通量の少ない山間ルートで、ツーリングを楽しむバイクと次々にすれ違い、人気のコースであることを実感しました。
1時間ほどで新城に到着・・・
高速に入る前にIC近くの道の駅「もっくる新城」に寄って体を休ませ、少し回復したところでいよいよ高速に入りました。
2月のセローの納車から、この時点で走行距離770km・・・
1000kmを慣らし運転の目安とするならば、まだまだ高速走行は避けたいところですが、ここから一般道で帰る気力がなく、愛車セローに無理を言うことにしました。
慣らし運転中は80km/h以上も出したことがなかったのですが、この日往路の浜名バイパスで流れに乗るために80km/hをオーバー・・・
そして帰路の新東名では、100Km/h超の流れですが、さすがにそこまで負担は掛けられず、80~95km/hを維持して走り続けました。
無理な追い越しを掛けそうな後続車や大型車両を常にミラーで気にしながらの走行は神経を使い、知らないうちに力が入って、肩がパンパンに凝ってしまいました。
途中、岡崎SAに立ち寄り、ひと息ついて体をほぐし、再び高速を走り、夕陽の沈むのを見ながら、無事に帰宅することができました。
走行距離は約300km・・・
バイク復活後の最長走行距離で体はかなり疲れていましたが、心は充実感で満たされ、1日しっかり楽しんで無事に帰宅できたことを有難く感じたのでした。