庭づくりをするにあたって、北側区画で道路から見えない南側の庭には、紅葉の楽しめる落葉樹を中心に植えようと考え、その1つとしてナンキンハゼを選びました。
ナンキンハゼは街路樹としてよく使われ、樹勢が強く、高木になるので庭木としてはあまり向きませんが、我が家のように粘土質の悪い土でも数年で小さかった苗木が3mを超すほどに生長し、昨年バッサリと強剪定しました。
でも、今年剪定した枝先から再び新芽が吹いて枝を伸ばし、たくさんの茂った葉が色付いて、ちょうど紅葉が見頃になってきました。

昼間は南側のお宅の影になって陽が当たりませんが、朝はちょうど色付き始めた葉に陽が射して輝き、毎朝出勤前に眺めるのが日課になっています。
赤からオレンジ、黄色、緑と葉色のグラデーションが見事で、今年は葉を早くから落とすことなくきれいに色付いてくれました。

ナンキンハゼ以外にもリビングデッキ前の部分には、自称“雑木コーナー”としていろんな落葉樹を植えていますが、ちょうど今いろんな色の紅葉を楽しめる時期になりました。

主な木として、写真左側からアメリカハナノキ、山モミジ、ハゼノキ、たらの木など・・・
写真中央部分の手前からスズランの木、メグスリの木、イロハカエデ、いちごの木、トウカエデ、ニシキギなど・・・
狭いながらも“雑木コーナー”としていろんな木々を植えた結果、こうして紅葉を楽しめるようになってきました。
その中で、写真左奥に位置するトウカエデが、今年は落葉することなく葉色を緑から黄色、オレンジと変化させ、きれいな姿を見せてくれています。

朝方、日射しを浴びて葉が輝く様子は見事で、時間の取れた週末にじっくりカメラを構えて撮影しました。


庭を見渡すと、他の木々の紅葉した葉が散らばっていて、さっと拾い集めてみましたが、色や形が異なる葉がいろいろあって面白く、写真を撮って遊んでしまいました。
