5月にバラの1番花が咲き終った後、芽の位置を見て花ガラを摘み、その後伸びた脇芽の先に2番花の蕾が付きます。
6月はそんな2番花の開花の時期でしたが、今年はどうも様子が変です。
1つは春先からの天候不順による低温続きで、1番花の花つきが悪く、期待した2番花の脇芽の生長も今ひとつでした。
また、春の芽吹き直後に病気予防のための薬剤散布は行い、その後は少し散布を控え、例年に比べどのくらい病気の発生に差が出るのか試していました。
慌てて薬剤散布をしようにも、梅雨に入りに入って雨が続いたため、薬剤散布のタイミングを逸し、苗によってはほとんど葉を落としてしまうものまで現れてしまいました。
また、今年の梅雨は弱いながらも連日雨が降り続き、折角蕾を付けた数少ない2番花も、雨に打たれてきれいに咲かすことができずに終っています(写真は梅雨入り前後のまだいい状態の頃に撮影したもの)。
雨が続けばジメジメ、晴れ間が見えると蒸し暑くなるという繰り返しで、バラ苗達もバテ気味の様子がうかがえます。
今年のバラはこんなわけで、例年以上に葉を落とし、花も咲かせず元気のない様子で、これから暑くなる夏を前に、枯れるものが出てきたり、秋の開花や来年に影響が出るのですは?と気掛かりです。