新居に引っ越し、庭づくりを始めた年の秋からバラの栽培を始め、今年で4シーズン目を迎えました。
でも、今年のバラは、特に夏のこの時期の苗の状態としては、これまでで1番悪いかもしれません。
今年はまず、新芽が吹いて生長する時期(4月)に冷え込んだ日が多かったため、新芽の先に蕾の付かないブラインド枝がたくさんでき、5月の開花時期の花数は、昨年と比べるとかなり少なかったようです(地植えのバラよりも鉢植えのバラで、特にこの傾向が顕著に現れました)。
6月に入り梅雨を迎えると、今年は連日雨の日が続いたため、お決まりの黒点病が発生し、更に雨続きで薬剤散布もできなかったため病気が蔓延し、病気の葉が次々に落葉していきました。
また、雨続きの影響で根が弱ってしまったのか、葉が茶色く枯れて落葉する苗もいくつか現れ、梅雨が明ける頃には、葉をほとんど失ってしまったものも出てしまいました。
それでも新たに新芽を吹き、新しく葉を茂らそうと、バラ達は頑張っていましたが、梅雨明けと同時に連日の猛暑が続き、強い日射しの影響か葉枯れが一気に進行。
それと同時に、梅雨の間はあまり目立たなかった、バラゾウムシやコガネムシの食害が発生し、新芽や葉を食い荒らされてしまい、元気のない苗がいくつも現れてしまいました。
被害は葉だけに留まらず、残った丸坊主の枝も黒く変色して枯れてしまう症状(枝枯れ病かも?)も一部の苗で進行し、どこまで被害が拡がるのやら・・・?
元気がなくても、何とかこの夏を乗り切ってくれれば、秋の訪れと共に元気を取り戻し、四季咲きのバラの秋咲きや来シーズンの復活を期待できるのですが、先日ついに1株枯れてしまいました。
枯れたバラは、つるバラの「セリーヌフォレスティエ」で、今年3シーズン目を迎えた苗でしたが、新芽は吹いたものの、梅雨の途中から落葉が始まり、枝先が黒く枯れ始め、ついに根元までいってしまいました。
バラは病気や虫の被害など多くて手は掛かるものの、比較的丈夫で滅多に枯れるようなことはないのですが、昨年の1株の続いて2株目の枯れ株になってしまいました。
原因は気候のせいか、それとも水遣りや肥料、薬剤などの世話の問題か、あるいはこの冬の鉢の植え替えが影響してるのか定かではありませんが、今シーズンの経験は来年以降に活かしたいと思います。