ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

今年も・・・カミキリムシの被害

引っ越しと同時に始めた庭づくりは、早いもので6年目に入りました。
 
庭は2~3年目でほぼ完成し、4年目からは主に草木の世話をしつつ生長を見守るだけになっていましたが、合わせてカミキリムシによる被害が目立つようになってきました。
 
我が家に飛来するカミキリムシはゴマダラカミキリで、体長3~4cmほどでそんなに大きくないのですが、主にモミジ/カエデ科の庭木やエゴノキ、白樺、バラなどの樹皮をかじり、その枝を枯らしてしまうという被害が出るようになりました。
 
でも、もっと怖いのがカミキリムシの幼虫(テッポウムシとも言う)による被害で、成虫が木の根元に卵を産みつけると、孵った幼虫が1~2年かけて幹の中を食べ荒し、木を弱らせるばかりか最悪枯らしてしまうことがあります。
 
テッポウムシのよる被害は昨年までに、5本の庭木と6本のバラで確認され、そのうち白樺が2本昨年枯れてしまいました。
 
苦労して作った庭、育てた草木が枯れてしまうと残念で仕方なく、今年も何とか被害を最小限にとどめようと、春から水やりの時などにテッポウムシの食害の痕跡(木の根元に食べ荒しの木屑発生)がないかを注意してきました。
 
今年も5~7月にかけてカミキリムシを何匹も目撃し、その都度捕殺してきましたが、樹皮をかじられて枝枯れする被害は発生しました。
 
これは仕方ないとしても問題はテッポウムシによる被害で、8月までは痕跡(木屑)を見かけることなく、少し安心していましたが、9月に入って、庭の高木(アメリカハナノキ)で木屑を発見しました。
 
この木は毎年食害に遭ってかなり樹勢が衰えているにも関わらず、今年もまたやられてしまいました。
 
幸い早期発見のため、根元の木穴から針金で中を突くと共に、テッポウムシ専用の薬をスプレーして駆除しました(駆除できたかどうかは、今後の木屑の発生で確認)。
 
また、地植えのバラでも9月に入って急に葉が枯れ落ちるものがあり、株の根元をよく見ると、木屑がありました。
 
枝枯れはかなり進行して、再生の見込みがなかったので、株元からバッサリ切ることにしました(水やりの時、死角になっていて木屑の発見が遅れました)。
 
また、このバラは昨年もテッポウムシの被害に遭い、根元部分がかなり食い荒らされていたにも関わらず、今年元気に新芽を吹いて例年どおり花を咲かせてくれただけに、新たな被害発生にがっくりです。
 
今年新たに食害の遭った枝をのこぎりで根元から切り(写真赤枠)、合わせて昨年の食害で元気のなった枝は根元部分がかなり朽ちていたので取り除いたところ(写真黄色)、根元部分にポッカリ大きな穴が開いてしまいました。
 
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このままでは、水がたまって腐ってしまったり、新たに虫害も発生するので、薬を散布した後、DIYで使ったコーキング剤を注入して対策しました(コーキング剤のバラへの影響の有無は不明。おそらく大丈夫と思いますが我流のため、あくまで参考として下さい)。
 
イメージ 2
 
このバラは、根元部分をかなり食い荒らされてしまったので、このまま持ちこたえてくれるか心配です。
 
新たにシュートを出して再生してくれるか、今後見守っていきたいと思います。
 
イメージ 3
 
合わせて、カミキリムシ(テッポウムシ)の食害は致命的になるので、成虫が卵を産み付けないような対策(根元部分をネットや布なので覆うなど)を来年以降試してみる要がありそうです。