ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

バラ冬作業 ほぼ完了

 昨日の日曜は、快晴で気温は比較的高くなったものの、強い北風が吹く1日でした。2月になり、春もどんどん近づいてきたので、残っていた鉢植えのバラの冬作業を進めました。
 鉢植えのバラのほとんどは、昨年春苗を購入して植えたもので、今年2年目。本来なら毎年植え替えした方がいいのですが、一気に苗数を増やしてしまったので、全部植え替えをするのはかなり大変な作業になり、どうしようかと悩んでいました。これから毎年植え替え作業をするのは大変なので、このままの状態で今年育ててみて花の咲き具合や生長ぶりを観察し、毎年植え替えが必要かを判断することにしました。
 とは言ってもこのままの状態で春を迎えてはまずいので、鉢の表面部分の土を取り除き、少し掘り起こして土を柔らかくし、さらに有機合肥料を寒肥として与えてやりました。昨日は北風が強かったので、ちょっと横着して風が当たりにくく、日の当たるデッキの上で作業しました(写真1枚目)。
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 また、昨年は春の開花は見事だったものの、梅雨以降は黒点病やうどん粉病が蔓延し、苗が弱ってしまって、苗の生長や秋の開花が今ひとつだったという反省から、黒点病の菌を冬越しさせないため「石灰硫黄合剤」(写真2枚目)を使って殺菌消毒することにしました。
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 この薬剤はこの時期ホームセンターでよく見かけ、冬の休眠中の草木に使用するものですが、正確にはバラに適合の記載はないものです。でもネットで調べると、バラには10倍程度に薄めて使用するみたいで、昨年も使ってみて効果のほどよくわかりませんでしたが、今年も少しでも効果があることを期待してやってみることにしました。
 この薬剤は紅茶のようなきれいな色をしていますが(写真3枚目)、臭いは腐った卵ような臭い(温泉のような臭い)がしてなかなか強烈です。また、強アルカリ性で腐食性が強いので、洋服や皮膚や顔にかからないように注意する必要があります。また、噴霧器を使って作業すれば効率的ですが、家の外壁に付着して傷めたりするのが怖く、また風に乗って飛び散ったり、ご近所に迷惑をかけるのもまずいので、刷毛で枝1本ずつに塗っていくことにしました。
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 この刷毛塗りの作業は、今年はバラ苗の本数が増えた分、根気のいる大変な作業になりました。結局3時間ほどかけて、鉢植えの他、地植えのバラの一部も塗りましたが、ほとんど作業が終った頃に、この薬剤をしっかり枝に定着させるための「定着液」を混ぜておくのを忘れていたことに気付き大ショック。この作業は2・3週間後にもう1度やる予定なので、その時はしっかり忘れずに入れることにします。
 消毒の作業が終ったところで、鉢植えバラの根元周りにワラと腐葉土を敷きつめて寒さ対策のマルチングをして昨日の作業は終了(写真4・5枚目)。鉢の植え替えの手抜きと、消毒の定着液忘れで、今ひとつ不安が残りますが、2年目の鉢植えのバラ達が今年は病気が少なく、そして花をたくさん咲かせてくれることを祈るばかりです。
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