前回記事で、新型ジムニーJB64Wのリアシート&荷室の使い勝手向上について紹介しましたが、さらにフロントシートと合わせたシートアレンジについても説明したいと思います。
リアシートのヘッドレストを外して前に倒し、フロントシートを前側いっぱいにスライドし、ヘッドレストを外して後ろに倒すと、前後にわたってフラットな空間が確保できます(運転席は試していませんが同じようにできるみたいです)。
前車JB23Wでも同じようなシートアレンジはできましたが、新型の方がよりフルフラットに近く(フロントシートの座面部が少し下がる程度・・・)、大人が横になるスペースが取れるため、後部を頭にして、さらにマット等を敷けば、それなりに快適な車中泊ができそうです。
散策や写真撮影で夜中に走って目的地に早く着いて仮眠する時や、車での長期旅で止む無く車中泊となった時に利用できそうです(早く外出&遠出してそんな使い方をしたいものですが・・・)。
さらに、今回のジムニーでは前車と比較してリアの内装・装備でいくつか有難い変更がされていました。
リアウィンドウは、今回の直線的なデザインを踏襲しており、開口も前車に比べて広く、明るくなったように感じます。
しかし、目に止まるのは内側の板金むき出し部分が多く、初めての人は違和感があるかも・・・(私としてはジムニーらしくて気になりませんが・・・)
でも、板金も考えようによっては、車中泊時に目隠しのシートなどをマグネットで簡単に固定することができ、アイデア次第でうまく活用できるような気がします(稀にしかしない車中泊に、専用のシェードなど用意しなくても、簡単に代用できそう・・・)
また、窓の下側にはフックを後付けしたり、場合によっては何か改造や取付に利用できそうな目隠しねじ穴が何か所も用意されていて、こちらも何かに利用できそうです。
そして、今回のモデルではリア部分にも電源ソケットが用意されており、車中泊やキャンプの時などに使えそうです。
いずれにしても、今回の新型ジムニーは、遊べる車、いじれる車として、さらなる進化をしたように感じます。