ブログの更新が遅れ気味で、先々週のジムニーでのドライブをレポートします。
10月の後半は朝夕の冷え込みが厳しくなり、紅葉も一気に進む中、会社の福利厚生の冊子を見ていると、新穂高ロープウェイの往復乗車券が3000円のところ500円になるクーポンを発見!
新穂高ロープウェイは30年くらい乗っていないので、紅葉見物がてら出掛けることにしました。
でも、自宅からはかなりの距離があるので、バイクでは少々厳しそう・・・
そこでGWの納車後、ほとんど遠出していない新型ジムニーで出掛けることにしました。
日程は現地の天気予報を見て10/25(日)に決定!
家族にも声を掛けて誘ってみましたが、遠いこともあってか、用事や課題があると乗り気でないので、私一人で出掛けることにしました。
ロープウェイの混雑を予想し、朝8時の運行時間に合わせて、前日の24(土)の夜11時前に自宅を出発・・・
愛知県から岐阜県美濃加茂市へと入り、国道41号を北上しました。
深夜で交通量が少なく、久しぶりのR41はバイパスやトンネルなど、整備が進んで走りやすく快走・・・
ただし、7月の大雨で道路が陥没した下呂市小坂町では、復旧工事のため片側交互通行になっていましたが、通行することはでき、その後宮峠を越えて高山市へと入りました。
高山市街地から乗鞍方面を目指し、国道158号へと移りましたが、大雨の影響か、崖崩れなどの復旧工事で終日片側通行になっている箇所が連続し、被害の大きさを実感しました。
標高を稼ぎ、峠を越えて奥飛騨温泉郷平湯に到着後、今度は国道471号に入り、深夜の福地・栃尾の温泉地を抜けて、3時半ころ道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」に到着しました。
予想以上に順調に走行でき、早く到着したので、道の駅で仮眠をしようと立ち寄りましたが、既に駐車場は8割ほど埋まっていて、多くの登山や観光客が車中泊しているようでした。
私も仮眠するために初めて新型ジムニーの座席を倒してフラットに挑戦・・・
前車のジムニーと違い、新型では荷台部分もフラットになるので、後部荷室ドア側を頭にして、助手席側に足を伸ばすとちょうどいい感じで横になれることを確認しました。
しかし、この日はもともと車中泊の予定はなかったので、荷台に置いてあったキャンプマットは利用できたものの、寝袋などの防寒の準備はなく、また運転中のコーヒーと長距離運転で頭が活性し、結局朝まで眠ることはできませんでした。
朝6時近くになると、空は薄っすら明るくなってきたので、コンビニで買っておいた菓子パンをかじって朝食を済ませ、ロープウェイ乗場を目指して、道の駅を出発しました。
気温は3℃ほどで、夜のうちから降っていた雨は相変わらずで、空は一面雲に覆われており、天気予報のような晴天の望みは薄そう・・・
「折角、やって来たのに・・・」
と思いつつも仕方がないので、ロープウェイ乗場を確認後、始発時間までの約1時間半、周辺を車で巡り、紅葉風景を撮影して時間をつぶすことにしました。
乗場や温泉街周りの紅葉はピークの一歩手前といった感じでしたが、黄色や赤、茶色に緑と、色とりどりの風景を楽しみました。
場所を移動しながら撮影をしていると、不意に雲の切れ間から青空が見え始め、雪化粧した山の姿が現れました。
雲は北から順次流れていて、予報通りこれから晴れ間が広がりそうな状況になり、しかも山頂付近はこの日の冷え込みで冠雪したようで、紅葉と雪化粧が期待できることがわかると、一気に気分が高揚し、そのままロープウェイ乗場へと急いだのでした。
(その②に続く)