一人旅の9日目はキャンプではなく、ホテルでの目覚めとなりました。
前夜、釧路の街に飲みに出掛け、すっかり酔っ払ってホテルに戻り、ベッドの上に転がって眠ってしまったので、その後夜中に寒さで目覚め、暖房(弱)をつけてベッドにもぐり込んで再び眠ったものの、朝起きた時には何か熱っぽく、軽い頭痛が・・・
「私としたことが・・・」と悔やんでみてもあとの祭りで、症状がひどくならないように持参した風邪薬を飲んで7時過ぎにホテルを出発しました。
この日はとりあえず西に向かって行ける所までと決め、R38で帯広方面を目指しました。
道道1038は海岸線に沿ったルートで、1997年のバイクツーリングの際にも走ったことがあり、当時はダートで民家や店もなく、その殺伐とした風景・雰囲気に興奮して走った思い出があるのですが、今回久しぶりに訪れ、このルートの現状がどうなっているのか気にしながら進入しました。
現状はやはり予想通りで、14年の歳月を経て道はきれいな舗装道に変っていましたが、小高い丘の上にある「昆布刈石展望台」周辺にわずかに3キロほどのダートが残っているのが救いでした。
昔の面影は無くなりつつあるとは言っても、きれいな海岸線と大海原を眺めながら走るこのルートはなかなかのもの、またいつかこの地を訪れることがあれば走ってみたいと思う道です。
「昆布刈石展望台」から先はR336と変わりますが、周りは人の気配のない牧草地が広がります。
そんな中、今回の旅で初めてラップされていない牧草ロールを発見! 思わず車を停め、その懐かしい景色を撮影しました。
1998年の新婚当時、妻と二人で訪れて以来なので本当に久しぶりでしたが、大きな駐車場が追加整備されて少し雰囲気が変っていたものの、駅舎は昔のままで安心しました。
ここ幸福駅を訪れたのは駅舎の見学以外に、13年前に妻と一緒に駅舎に貼り付けた写真がどうなっているか確認するため。
貼った場所を憶えていたので探してみると、色褪せてほとんど認識できない状態だったものの、間違いなく貼り付けた写真が今も残っていて感動!
この後の行程については、また次回・・・