ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

懐かしい店・懐かしい味

現在私は実家の近くに家を建て、生まれ育った街(市)で暮らしています。
 
大学を卒業するまでこの街に居ましたが、就職と共に県内の別の街で独り暮らしを始め、その後16年ほど暮らしましたが、5年前、長男の小学校入学を機に家を建て、再びこの街に戻ってきました。
 
この40数年の間にこの街は随分変わりましたが、まだ古い街並みも残っており、昔の思い出に浸ることもあります。
 
やはり、生まれ育った街というのは居心地がいいものです。
 
 
我が家は週末よく外食に出かけますが、先日、新しいお店を探そうとネットで検索していたら、懐かしいお店の写真と名前が飛び込んできました。
 
そのお店は、小学生の頃、親父に連れていってもらったことのある居酒屋(一杯飲み屋)で、10人ほどしか入れないような小さなお店。
 
床はコンクリート敷きで、机と椅子はパイプイスといった今では珍しい雰囲気のあるお店でした。
 
お店に行ったのは1度だけでしたが、小学生の私にはそんなお店の雰囲気・大人の世界はインパクトがあって脳裏に残り、親父が注文してくれた「とんやき」(豚ホルモンの串焼き)が好物になりました。
 
その後も親父が時々持ち帰りでこのとんやきを買ってきてくれましたが、もう40年近く前のこと、このお店はもうやってないものと思っていました。
 
でも、ネットで見つけたそのお店の構えは私の記憶にある昔のままで、驚くと共にまたあの懐かしいとんやきが無性に食べたくなり、先日、次男と2人でお店に行き、とんやきを買ってきました。
 
イメージ 1
 
お店は少し広くなったように思いますが、カウンターと机が3つで15人ほどしか入れないような広さで、コンクリートの床とパイプイスは昔のまま。
 
飾り気のないお店の壁には年代物と言えるアグネス・ラムのポスターが張ってありました。
 
常連さんが数人カウンターで飲んでいる中、次男と2人、パイプイスに座って、とんやきが焼けるまで待っていました。
 
帰宅後、久しぶりに食べたとんやきの味は昔のままで、30数年ぶりの味に懐かしさでいっぱいになりました。
 
とんやきはなかなか噛み切れなくて、子供達は食べるのに苦労していましたが、たれの味には満足している様子でした。
 
子供の頃の懐かしい思い出に触れたそんな出来事でした。
 
イメージ 2