この前の日曜日、夕方から雨予報でしたが昼間は何とか天気がもちそうなので、朝からツーリングに出かけました。
今回の目的地は愛知県の西、岐阜と三重の県境が交錯する木曽三川の中州エリアと養老山系方面です。
今から14年前にマイホームを建築する前は名古屋の西側に位置する街に住んでいて、子供達が小さい頃、よくこのエリアに遊びに出掛けたものです。
また、私が以前勤めていた会社の勤務先が三重県の養老山系近くにあり、懐かしい場所でもあります。
今回のツーリングは、ここ数年訪れることのなかったそんな懐かしい場所を辿ることを目的としました。
今回のツーリングはこれまでと違って、交通量の多いルートが多いので、バイク納車から1か月ちょっと、20年ぶりのバイク復活でまだまだ感覚が戻っていないので、安全に心掛けてバイクを走らせました。
まずは名古屋市から清州市、稲沢市へと西に向かって進んで行きました。
続いて長良川に架かる橋を渡り、岐阜県海津市へと入り、最初の目的地である千代保稲荷神社に立ち寄りました。
千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ)は地元ではお千代保稲荷(おちょぼいなり)、あるいは「おちょぼさん」の愛称で親しまれている稲荷神社です。
南側の大鳥居前の駐車場にバイクを停め、境内へと通じる門前町の通りに入ると、新型コロナ感染拡大のこの時期にも関わらず、大勢の人で賑わっていてびっくり!
マスクを持ってこなかったことを少々後悔しました。
でも、折角やって来たので、境内まで進み、お供え用の藁で結んだ油揚げと蝋燭を買って参拝を済ませました。
お参りの帰り、おちょぼさんの名物である串カツと土手煮を味わいました。
これ以外にもおちょぼさんでは、鰻・ナマズ・モロコなどの川魚料理や漬物なども名物で、門前町にはお店が軒を連ねていて、楽しむことができます。
今回は何も考えず、ウエストバック1つで来てしまったのでお土産は無しです。
久しぶりのおちょぼさんを楽しんだ後、再びバイクに跨り、さらに西へと進み、養老山系に沿って南北に走る国道258号に出ました。
ここからは三重県桑名方面に向けて南下・・・
20年近く務めた勤務先があった場所で、途中懐かしい景色やお店に眺めながら、桑名市多度町まで移動しました。
多度町ではこの日2つ目の目的地である多度大社を訪問・・・
多度大社は毎年5月4日、5日に上げ馬神事が行われることで有名な神社で、養老山系多度山の山腹にあります。
多度大社も多度山もそんなに大きくないのですが、渓流沿いに森の奥にある本宮へと通じる境内はと静寂に包まれ、厳かな雰囲気がありました。
何年ぶりかに参拝できて満足し、多度大社を後にて帰路につきました。
帰りは、以前の通勤ルートや住んでいた街を通るルートを選び、懐かしい街並みや様変わりした様子を楽しみながら進みました。
途中、昔何度か通った炉端焼きのお店に立ち寄り、お昼のランチメニューの中でこの日のお薦めだった”ブリの刺身定食”を味わいました。
バイクを購入・復活したことで、思い立った昔を懐かしむツーリングになりましたが、なかなか楽しい1日になりました。