10/31のツーリングで、長野県飯田市上村のR152を快走・・・
ここから目的とする「しらびそ峠」へは2つのルートがあるのですが、往路は久しぶりに南側のルートを選択・・・
「下栗の里」の案内板を見つけ、南アルプスの西側に位置する2000m級の山腹をかけ上るルートに入り、対向車とカーブに気を付けながら延々と登り続けました。
南信州遠山郷「下栗の里」は、南アルプスを望む山腹の標高800~1,000mの東面傾斜面にあり、最大38度の傾斜面に点在する耕地や家屋はその景観から「日本のチロル」とも呼ばれ、平成21年には「にほんの里100選」にも選ばれた場所です。
標高が高くなり、ルートが山腹の西側から東側に周り始めると下栗の集落へと入り、谷を隔てた先に南アルプスの山容が見え始めました。
傾斜面のため道路は狭く、集落の方の住宅のすぐ脇を走ることになるので、スピードを落とし、住民の方に迷惑にならないように静かに走りました。
集落を抜けると、そこから「しらびそ高原」は尾根を東西に蛇行しながら進む「南アルプスエコーライン」(約15km)となり、紅葉と南アルプスの稜線を左に見ながら走行しました。
初めて訪れた30年ほど前はダートで距離があるため、結構ハードでしたが、今は全線舗装されており、アプローチは楽になったものの、相変わらず道は狭く、カーブが連続するので景色に気の抜けない走行が続きました。
でも、天候は雲1つない快晴で、標高の割に暖かく、景色も最高のため、気分は最高でした。
そして12時過ぎ、標高1900mに位置する「しらびそ高原」に到着・・・
紅葉の時期でしたが、訪れる人は車・バイク合わせて10台ほどで閑散としており、新型コロナの影響か、高原にあるホテル・レストランの施設は営業しておらず、予定していたここでの昼食を取ることができませんでした。
仕方がないので、展望台を巡り、今回持参した一眼デジカメを取り出して景色やバイクの写真を撮り、40分ほど滞在して出発・・・
数10m下ったところにある「しらびそ峠」にも立ち寄って、昔からある懐かしい看板の前でバイクと共に写真におさめました。
(その③に続く)