早朝は雲に覆われ小雨が降っていましたが、雲が切れて好天の兆しが見え始めで、一気に期待が高まってきました。
写真撮影を打ち切り、8時始発の時間に合わせて、急いでロープウェイ乗場に移動・・・
既に乗場には20名ほどお客さんが並んでいて、オープンと同時に切符売り場へ・・・
クーポン券を使って購入のため、券売機は使えず、窓口に並びましたが、その間に既に前売り等で切符を持っているお客さんが次々にやって来て、改札の前は結構な行列になっていました。
焦っても仕方ないので、順番を待って何とか往復券3000円をクーポン利用して500円で購入・・・
改札に並ぶと、周りは紅葉見物の観光客の他に、登山者もいて、皆山頂駅での景色を想い描きながら、順番を待っていました。
コロナの関係で、定員の半分程度の乗車率で規制しているため、8時の始発便には乗れませんでしたが、ピストンでの臨時運行のおかげで、第3便くらいで乗車・・・
一番下に位置する「新穂高温泉駅」を出発して、6分ほどで中間駅の「鍋平高原駅」に到着しました。
中間駅付近は、ちょうど紅葉真っ盛りで写真を撮りたいところでしたが、先を急いで今度は「しらかば平駅」から日本で唯一の2階建てロープウェイに乗り換え、山頂終点駅の「西穂高口駅」に向かいました。
この2階建てロープウェイも乗車制限で定員は60名ほど・・・ゆったりと乗車できたので、窓際の場所をキープし、移り行く眼下の雄大な景色を眺めました。
11分ほどの乗車の間に、車窓の景色は紅葉から雪景色へと変わり、到着した終点駅は周辺は一面真っ白な世界になっていました。
山頂駅周辺は新雪が積もっていたので、散策は諦め、山頂駅屋上の展望台に移動し、目の前に広がる大パノラマを見物・・・
持参した一眼レフカメラを取り出して撮影しながら、雲が取れるのを待ち、10時頃まで1時間以上かいそうし粘りましたが、雲が取れて稜線をきれいに見ることはできなかったものの、思わぬ雪景色を見ることをでき、満足して下山しました。
(その③に続く)