ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

秋のキャンプ

 今年のGWの家族初キャンプ以降、「早く2回目のキャンプを・・・」と思いつつも、夏のキャンプは暑さと虫で大変なので(標高の高い涼しい所へ行けば別ですが・・・)なかなか実行に移せないまま秋を迎えてしまいました。でも「何としても年内にもう1回!」という思いは強く、この3連休の初日の朝は小雨模様でしたが天気予報を信じて、1泊2日で長野県の南端、売木村に出かけてきました。
 売木村までは自宅から約100km。9時過ぎに自宅を出て一般道を走り、途中、道の駅や景色の良さそうな所は見つけては立ち寄って、のんびりドライブを楽しみながら向かいました。長野県に入るとさすがに冷え込みが厳しいのか紅葉が見え始め、平谷村のR153沿いの道の駅ではナナカマドが真っ赤に色付いていました(写真1枚目)。
イメージ 1

 平谷村から売木村に通じるR418は峠越えのルートでしたが、自宅を出るときに降っていた小雨は止み、ここでは青空となってはるかかなたの南アルプスの山々を遠望することができました(写真2枚目)。
イメージ 2

 15時過ぎには、小さなダム湖の湖畔にあるキャンプ場(岩倉ダムキャンプ場)に到着。水場とトイレという最低限の設備だけがあり、オートキャンプ場のようにあまり整備されていないこと、近くに温泉があること、その他に低料金で予約不要などを条件にネットで探したキャンプ場でしたが、ネット上の写真よりもサイトは林間で雰囲気が良く、先客が5組ほどいる中、1時間ほどかけてテントとタープを設営し、ほっとひと息つきました(写真3枚目)。ちなみに、料金はテント・タープそれぞれ1張り1000円、利用料200円/人で計2800円でした。車で5分のところに温泉「こまどりの湯」(大人500円、小人300円)あり。
イメージ 3

 キャンプの楽しみと言えば食事。初日の夕食は次男のリクエストでBBQとし、冷えて寒そうだったので海鮮鍋も少し作ってみました(写真4枚目)。また、ご飯は私の親父が若い頃に使っていた年季の入った飯盒で炊きましたが、独身時代のキャンプツーリングで、コッヘルでご飯を炊いた経験が活きているのか、GWの家族初キャンプの時と同様、おいしく炊けて家族の評判は上々でした(写真5枚目)。
イメージ 4

イメージ 5

 また、キャンプのもう1つの楽しみと言えば焚き火。最近のキャンプ場は焚き火不可の所が多い中、このキャンプ場は焚き火可能で、しかも伐採した枝がたくさん落ちている(用意されている?)という絶好の条件でした。食後は子供達と一緒に火の起こし方や危険性をレクチャーしながら、焚き火を楽しみました。今回のキャンプでは特に長男が焚き火を気に入ったようで、一人黙々と火の番をしていました(写真6枚目)。
イメージ 6

 夜はさすがに冷え込み、吐く息が白くなるほどでしたが、子供たちは寝袋にくるまり、すぐに眠りに就きました。翌朝は湖越しに山から昇る日の出を眺めることができて気分は最高(写真7枚目)。「いつか旅先で子供たちと一緒に日の出を眺めたい!」とずっと思っていた私にとって、思わぬところで夢がかなうことになりました。
イメージ 7

 朝食は前日の鍋とご飯の残りを使って雑炊を作り、さらにインスタントラーメンというメニューでしたが、外で食べると何でもおいしいのか、子供達の食欲は旺盛で、結局食後に焚き火を使って焼き芋にも挑戦しました(写真8枚目、妻と子供2人が火の番をしながら焼き芋をするのどかな光景です)。
イメージ 8

 我が家にとって2度目のキャンプは思っていたよりも寒い中でのキャンプになりましたが、好天と素晴らしいキャンプ場に恵まれ、いい思い出を作ることができました。子供たちもすっかりキャンプが気に入ったようで、これからは我が家の恒例行事となり、来年の春くらいにはまた出かけることになるのではと思います。