ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

外構工事について~ その④ ~

 3月の入居後始めた外構工事と並行して、GWの前くらいから庭づくりも始めました。外構業者さんには庭部分の整地と残土処理のみで、土の入れ替えや植栽は全くお願いせず、すべて自分で行うことにしました。
 我が家の土地は粘土質のうえに石コロが多く、植栽には不向きなため、本来なら表面の土をごっそり入れ替えたいところですが、業者さんにお願いした時の費用や、自分でやった場合の労力を考えると難しく、断念しました。最終的には、雨が降った後のぬかるみがひどいので、雨水枡への勾配を考えながら、山砂を5cm前後敷くだけにしました。近所の造園業者さんに聞いたところ、必要な時に電話1本かければトラックで山砂1.5m3(約1万円)を運んでくれることになり、これまでに3回ほどお願いしました。本来なら、庭全体に山砂を入れてから植栽ができれば良かったのですが、暑くなる前に植栽をある程度済ませたかったので、山砂入れはあと回しにしました。そのせいか、最初は高植えだった植木も、あとから山砂を入れたことで深植えになったり、勾配が悪く、水が溜まったりして、根ぐされが原因(?)で枯らしてしまった木も数本ありました。
 ところで、我が家の場合、植木の調達にはオークション、通販業者、お店など様々な手段を利用しました。それぞれの植木の入手方法について、私なりに感じたことをまとめると、次のようになります。
 
◆オークション
<長所>
 ・写真ではあるが、現物を確認して購入(落札)できる。
 ・解説を読んで、木の特徴を勉強できる。
 ・宅配便で配達してもらえる。
 ・迅速に対応してくれる出品者が多く、ほとんどトラブルもなく気持ちよく取り引きができた。
<短所>
 ・送料を含むと、割高になるケースが多い。
 ・オークションをチェックしていると、ついつい入札してしまい、あとで後悔することがある。
 ・落札した後、もっと条件(樹形や値段)のいい木が出品され、悔しい思いをする時がある。
 ・入札、オークション終了待ち、出品者と連絡、料金振込み、発送と手順を踏む必要があり、手間と時間を要する。

◆通販業者
<長所>
 ・扱っている種類が多く、選ぶことができる。
 ・宅配便で配達してもらえる。
 ・会員制度のある業者さんもあり、割引や会報誌のサービスを利用できるケースもある。
<短所>
 ・カタログやホームページを見ていると、次々に欲しくなり、我慢するのが大変。
 ・届いた植木を見て、樹形が今ひとつだったり、意外と小さかったりしてガッカリすることがある。

◆お店(園芸店・ホームセンターなど)
<長所>
 ・現物を確認して購入できる。
 ・気に入ったものが見つかれば、その日のうちに植栽できる。
 ・送料がかからない分、安く購入できることがある。
<短所>
 ・植木の専門店以外、園芸店やホームセンターでは種類が少ない。
 ・大きな木を購入した場合、運ぶのが大変。
 ・お店に行っても、欲しい木やお気に入りの木が見つからないことが多い。

 我が家の場合、夏までの間に1m以上の中高木をオークションで買い集め、植栽しました。気に入った木が見つかるたびに、順次落札して、植栽したため、庭全体で見た時のバランスが取りづらく、時には、植えてあった木を掘り起こして場所を変えることもありました。本来なら、庭全体の木の種類や植栽位置を決めてから、庭づくりした方がいいのでしょうが、木に関する知識や一気に作業するパワーがなかったため、このようにせざるを得ませんでした。秋以降は、低木や下草を中心に植栽を進めていき、オークションや通販以外に、お店での購入することも多くなりました。これまでに、かなりの本数の木々を調達し植えましたが、とにかくいろんな木が欲しくて、樹形のいい高価な木ではなく、1万円以下のお手頃な木ばかり集めました。また、「何年かかけて緑豊かな素敵な庭になれば・・・」という気持ちもあったので、小さな苗木も多く購入しました(280円/本から)。
 我が家の土地は120坪ほどあるので(定期借地ですが・・・)、自分で週末を利用し、コツコツ庭づくりするには持て余すほどの広さです。まだまだ未完成の部分が多く、来年以降も作業は続きますが、庭づくりに完成はないような気がしています。これからも、木々の成長を見守りながら、終わりのない庭づくりを楽しんでいきたいと思っています。

 ~後日、そのイ紡海~