5月下旬に庭に山砂を入れると同時に西洋芝の種を蒔き、その後約2週間で無事に芽が出たのですが、それ以降芝の成長がピタリと止まり、2ヶ月近く経った今でも大きな変化が見られない状況です(写真1枚目)。素人の私が判断するに、山砂の細かい粒子が雨と共に沈み込んで締まり、代わりに表面に小さな石(礫)が現れ、芝にとっては根を伸ばして成長しにくい環境になっていたようです。もしそうなら、掘り起こして目土を入れ、もう1度種蒔きからやり直すしかなさそうですが、今出ている芝芽たちがかわいそうですし、夏を迎えるこの時期では適さないので、とりあえず応急処置をして様子を見ることにしました。
まずは、表面にゴロゴロしている礫を箒や手でかき集めて回収しました。この作業中、折角の芝芽がいっしょに取れてしまうのではと心配しましたが、抜ける気配はなく、しっかりと根付いているようで安心しました。また、いかにも養分が無さそうに思えたので、芝用の肥料を蒔き(写真2枚目)、続けて目土を一面に薄く撒いてみました(写真3枚目)。
この処置によってこれから芝がどのように変化するかじっくり観察を続けたいと思います。ただ、この作業を行った土曜日以降、時折激しい雨の降る不安定な天気が続いており、肥料や目土が流されて効果が薄れてしまったかもしれません。これから、夏に向って復活するか、それとも失敗に終り、秋に大掛かりなやり直しとなるか、興味深いところです。