天気は晴天とはいかず、鳥海山の山頂付近は雲の中だったものの、5合目からの眺望は素晴らしく満足!
これでまだ訪れたことのない都道府県は沖縄、佐賀、香川の3県だけとなりました。
ブルーラインを走り終えて時間は正午過ぎ・・・次の目的地として、まだ訪れたことのない月山周辺を走ってみたい気持ちもあったのですが、月山へのルートを選ぶと日程的に厳しくなり、旅も長期にわたって気持ち的にも余裕がなくなっていたので、このままR7を南下し、新潟を目指すことにしました。
私はまだR7を部分的にしか走ったことがなく、日本海に沿ってこのルートをいつか走破したいという思いがあったので、今回は車で残念ですがとりあえず行ける所までR7を走ることにしました。
新潟県との県境に近い温海(あつみ)で道の駅に立ち寄りましたが、この頃には青空が広がり、海も青さを取り戻していたので、笹川での夕焼けへの期待が高まりました。
新潟に入ってすぐにR7は内陸部へとコースを変えるので、海岸沿いのR345へと入り、笹川流れを目指しました。
途中、小さいながらもきれいな砂浜を発見したので、車を降りて砂浜を歩き、潮の香りをいっぱい吸ってリフレッシュしました。
そして、いよいよ笹川流れに16時頃到着。
夕焼けにはまだ1時間以上あるので、ちょうどあった道の駅でお土産を見たり、周辺の地酒店を見て回り、時間をつぶしました。
17時近くになると、太陽はどんどん沈み、水平線に沿ってオレンジ色の帯が広がり始めました。
空の色、雲の色が刻々と変化する様子を眺め、そして何枚も写真を撮りながら、彼方の水平線近くの雲の中に太陽が沈むまで、しっかりとこの日の夕焼けのショーを楽しみました。
日没後もしばらく空の変化を眺め、その後再び走り出しました。
日が沈み、真っ暗になった海岸線のR345を進み、村上の市街地を抜けると、今度はR113へと変化。
その後、R7からR8へと移り、新潟市、三条市を通過すると、時間はいつしか20時近くとなり、給油も済ませてそろそろ夕食と思いましたが、バイパス道路は広くて立派なものの、お店がなく、ようやく到着した長岡市でもR8は市街地から離れているため、適当なお店を見つけられないままR17へと移りました。
R17も道路沿いにお店が少なく、寂しい雰囲気になってきたので、仕方なく、見つけたコンビニでお弁当を買い、夕食にすることにしました。
結局、小千谷市で道の駅に立ち寄り、車の中でお弁当を食べながら、ラジオで中日-横浜戦を聞き、優勝決定の瞬間まで応援!
中日の優勝が決まり、少し興奮したのか、あるいはこの日秋田県田沢湖から500キロほど走り続けて目が冴えてしまったのか、全く眠くないので、もうしばらく走ることとし、結局、魚沼市、南魚沼市を通過し、23時過ぎ、湯沢町で見つけた道路情報ターミナルに車を停め、今回の旅で2回目の車中泊としました。